(たぶん)新ジャンル「ロリ騎士」
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0424創る名無しに見る名無し
2009/03/31(火) 01:18:54ID:n8ndtqoe監査官「ふう、どう考えても身分違いだしな。相手は先代宮廷書記の娘で今代の宮廷書記で、俺は農民出身の下っぱ監査官……ん?」
ロリ騎士「はあはあ、やっと姉上から逃げられた。あんな恥ずかしいカッコは無理だよ」
監査官「……貴方は確か、ロリ騎士殿?」
ロリ騎士「はうっ!だ、誰?お城の人じゃないよね?」
監査官「ええ、私は基本的に城にも王都にもいませんから」
ロリ騎士「誰なの?」
監査官「監査官ですよ」
ロリ騎士「かんさ、かん?」
監査官「ええ、地方の政を担当する諸侯がしっかり仕事をしてるか見張って、陛下や書記殿に申し上げる仕事です。」
ロリ騎士「ええっ!?じゃ、じゃあ私がさぼってることも言っちゃうの?」
監査官「それは私の仕事ではありません。姉殿にも言いませんからご安心を」
ロリ騎士「姉上を知ってるの?」
監査官「私と姉殿、書記殿とは同期ですよ。まあ、私は下っぱですけどね」
ロリ騎士「そうなんだ」
ロリ騎士「ねえ、さっき悲しそうだったよね?どうかしたの?」
監査官「気付かれましたか」
ロリ騎士「お仕事で失敗しちゃったの?」
監査官「違いますよ。ただ、ちょっと恋の悩みです」
ロリ騎士「恋?かんさかんさんは誰か好きなの?」
監査官「ええ」
ロリ騎士「じゃあ好きだよって言ってあげたらいいんだよ」
監査官「簡単じゃないんですよ」
ロリ騎士「どうして?好きなら素直に言えばきっと喜んでくれるよ」
監査官「好きだと言うのは簡単ですが、やはり身分が違い過ぎます」
ロリ騎士「恋に身分とか関係ないよ。年の差も関係ないよ。お互いに好きなら何でも出来るよ」
監査官「……ロリ騎士殿は大人ですね」ナデナデ
ロリ騎士「えへへ。陛下が言ってたんだ。年齢なんて些細なことだ、大事なのは愛だって。だから年下に手を出しても愛があれば大丈夫だって」
監査官「陛下……」
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