―――控え室

らき蓋「……そろそろか……」

らき蓋(どうしよう……そろそろ時間だ……)

らき蓋(なんで俺、参加してるんだろうな……)

らき蓋(おいィ!? 俺が弱いのは確定的に明らか、このままでは俺の寿命が
  ストレスでマッハなんだが……)

らき蓋(だいいち、この思わせぶりな顔と言動がいかんのだ。強そうだなと
  思われているうちは良かった、俺は別に強さをアッピルなどしてはいない
  俺を強いと感じてしまってるやつは本能的に長寿タイプ、それは事実。
  英語でいうとノンフィクション―――)

係員「―――さん」

らき蓋(第一、知名度が一人歩きしてるんだよな、別スレで他人装って聞いてみたら
  「誰それ?」「外人?」「歌?」こんなもんだから、らき☆蓋のレスみせとも
  「訳わからんね」「笑う坪どこ?」ほらこんなもん。大体の人はらき☆蓋なんて
  知らないし興味もなさそうだったな、ゲスト参加って聞いたからてっきり司会とか
  コメンテーターで招かれて竜とおもったら選手なんだ門名。おいやめろ馬鹿
  はやくもこの大会は終了ですね。きたないなさすが主催きたない―――)

係員「―――さん、らき☆蓋さん?」

らき蓋「……あ、はい?」

係員「そろそろお時間ですので準備お願いします」

らき蓋「もう?」

係員「はい」

らき蓋「棄権しちゃ駄目?」

係員「はははははは」

らき蓋「HAHAHAHA」

係員「らき☆蓋さんでも冗談をいう事があるんですね、みなさん出番心待ちにしていますよ
  よろしくお願いしますね」

らき蓋「HAHAHA……」