ルパン「とんでもねぇお宝だぜジゲ〜ン」
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0001創る名無しに見る名無し
2009/01/02(金) 23:46:24ID://JFm8Afルパン「あん、じゃねえよ。とうとう見つかったのさ」
次元「見つかったって、何がだ」
ルパン「そりゃあ、お宝さ」
次元「だから、そのお宝が何なのか聞いてるんだ」
ルパン「そりゃあおめぇ、>>3さ」
0004創る名無しに見る名無し
2009/01/02(金) 23:59:16ID:g9QH2n+b0005創る名無しに見る名無し
2009/01/03(土) 00:02:45ID://JFm8Afルパン「あん? ど〜しちゃったのよイキナリ」
次元「見ろよ、このスレの現状をよ」
ルパン「ん〜?……おーおー、こりゃまた」
次元「大人しくよ、巣に帰った方がいいと俺は思うがね」
ルパン「……ニシ」
次元「? ルパン?」
ルパン「ニシシシシシシ!」
次元「……どうしたい、いきなり笑い出しちまって」
ルパン「こ〜れが笑わずにいられるかよ、次元」
次元「……そりゃどういうこった?」
0006創る名無しに見る名無し
2009/01/03(土) 00:02:51ID:ibgfxhyF0007創る名無しに見る名無し
2009/01/03(土) 00:06:45ID://JFm8Af次元「まあ、そりゃあな」
ルパン「だからよ」
次元「?」
ルパン「……何をしちゃいけねえ」
ルパン「……何かをしなきゃいけねえ」
ルパン「そ〜んな事は、ひとっつも決まってなんかいねえんじゃあねえか?」
次元「ルパン……」
ルパン「それによ」
次元「どうした」
ルパン「せっかくの安価を逃す奴の話を聞くのは面倒だろ?」
次元「……だな」
0008創る名無しに見る名無し
2009/01/03(土) 00:08:43ID:tOhz7Vzk次元「そうだ。お宝の話だったな」
ルパン「そうそう。ま、ちょいと話がずれちまったが問題ないだろ」
次元「ああ。お前さんは何を見つけたんだ?」
ルパン「……>>10さ」
0009創る名無しに見る名無し
2009/01/03(土) 00:11:03ID:iQ8KFXhX0010創る名無しに見る名無し
2009/01/03(土) 00:11:15ID:MKb21XI50011創る名無しに見る名無し
2009/01/03(土) 00:15:31ID:tOhz7Vzkルパン「ああ、そうさ」
次元「ルパン。黄金ってのはわかるが……」
ルパン「……おい次元、まさかお前」
次元「ハルトシュラー、ってのは一体なんなんだ?」
ルパン「……やれやれ、そこから説明しなきゃいけねえみたいだな」
次元「ハルトシュラーってのは、そんなに有名なもんなのか?」
ルパン「もん、っていうより人物だな。……多分」
次元「多分?」
ルパン「ああ、そうさ――」
0012創る名無しに見る名無し
2009/01/03(土) 00:20:32ID:tOhz7Vzk次元「言葉?」
ルパン「ハルトシュラーってのをよ、無理矢理日本語に直してみな」
次元「それに何の意味があるってんだ」
ルパン「いいからやってみろって」
次元「ちっ、しょうがねぇな」
次元「……はるとしゅらー……はるとしゅら……はると――」
ルパン・次元「――修羅」
ルパン「……そう。ハルトシュラーってのは」
次元「……鬼、か」
0013創る名無しに見る名無し
2009/01/03(土) 00:25:08ID:tOhz7Vzkルパン「……けれどよ、言葉が形になり、黄金の像まで作られっちまったんだぜ?」
ルパン「どうだい次元。とんでもねぇお宝の匂いがプンプンしねぇか?」
次元「……ハルトシュラーの黄金像とやらはどんな形をしてるんだ?」
ルパン「そ〜れがサッパリわからねえんだよ」
次元「あん? それじゃあ、どうやってソイツを探すってんだ」
ルパン「焦るなって」
0014創る名無しに見る名無し
2009/01/03(土) 00:26:19ID:iQ8KFXhX0015創る名無しに見る名無し
2009/01/03(土) 00:32:41ID:tOhz7Vzk次元「神様?」
ルパン「ああ、そうさ。なんでもハルトシュラー主義っていうもんまであるらしいぜ?」
次元「主義ってことは、考え方まで左右しちまうようなもんなのか」
ルパン「俺も良くわからねぇんだけどよ、
なんでもただひたっすら作品を投下するのを良しとする主義らしいんだ」
次元「そいつぁ随分とストイックな主義だな」
ルパン「だよなぁ。頭が下がるぜ」
次元「で? それが黄金像の在りかとどう関係してるってんだ?」
ルパン「おいおいジゲ〜ン、もうちょっとゆっくりしてもいいんでないの?」
次元「俺ぁ、お仕事には勤勉なのさ」
0016創る名無しに見る名無し
2009/01/03(土) 00:34:43ID:h186jMm/0017創る名無しに見る名無し
2009/01/03(土) 00:38:19ID:tOhz7Vzkルパン「――どこにでもいて、どこにもいないらしいんだわ」
次元「そりゃどういうこった」
ルパン「言葉のまんまさ」
次元「……おい、ルパン」
ルパン「わぁ〜かったわかった! 言うからそんなに怖い顔すんなって」
次元「……」
ルパン「結論から言うとな」
ルパン「ハルトシュラーの黄金像ってのは、“まだ”存在しちゃいねえんだ」
0018創る名無しに見る名無し
2009/01/03(土) 00:42:17ID:tOhz7Vzkルパン「?」
次元「お前さんは言ったよな。“見つけた”……ってよ」
ルパン「ああ、確かにそう言ったぜ」
次元「けれどよ、今さっきお前は存在しちゃいねえと言いやがった」
ルパン「ああ、確かにそう言ったな」
次元「……」
ルパン「……」
次元「付き合いきれねぇな。寝る」
ルパン「ちょちょちょ、ちょ〜っと待てって次元!」
0019創る名無しに見る名無し
2009/01/03(土) 00:43:28ID:h186jMm/0020創る名無しに見る名無し
2009/01/03(土) 00:44:18ID:iQ8KFXhX0021創る名無しに見る名無し
2009/01/03(土) 00:47:27ID:tOhz7Vzkルパン「俺だってそんな事をしてるつもりはねえさ」
次元「存在しないのに見つけた。……わけがわからねぇにも程があるぜ」
ルパン「だけどよ、そうとしか言い様がねぇんだ」
ルパン「それがハルトシュラー……ってもんだからな」
次元「……zzz」
ルパン「……」
次元「もう食えねぇ……むにゃむにゃ」
ルパン「……」
ルパン「ワーッ!!」
次元「!!? み、耳元で怒鳴るんじゃねえ!」
ルパン「良い目覚ましになっただろう?」
0022創る名無しに見る名無し
2009/01/03(土) 00:55:17ID:tOhz7Vzk次元「……まだ耳がキンキンしやがる」
ルパン「だからよ、>>10が書き込んだ瞬間、
どっかで黄金のハルトシュラー像は生まれてるんだ」
次元「……つまり、>>10が書き込まなかったら、
黄金のハルトシュラーを見つけたことにはならなかった、ってことか?」
ルパン「まあ、言っちまえばそういうこった」
次元「……なんとも面倒な話だな」
ルパン「俺もそう思うぜ。だけどよ、ワクワクしてこねぇか?」
次元「まあ、な」
0023創る名無しに見る名無し
2009/01/03(土) 00:56:21ID:h186jMm/0024創る名無しに見る名無し
2009/01/03(土) 01:02:02ID:tOhz7Vzkルパン「どうした?」
次元「ありゃあ、普通の書き込みだぜ?
俺ぁ、>>10が創作物の一つに数えられるとは思えんね」
ルパン「おいおい次元、ここをどこだと思ってるんだい?」
次元「は? そりゃおめえ……」
ルパン「掲示板、だろ?」
次元「……そうだったな」
ルパン「ったくよ、肝心な事を忘れっちまっちゃあ困るぜ」
次元「……うるせ」
ルパン「イジけるなって、しょうがねえなぁ」
0025創る名無しに見る名無し
2009/01/03(土) 01:11:13ID:tOhz7Vzk……って言っても完全に見つけた訳じゃねえ。手がかりはつかんでる程度だ」
ルパン「……どうだい次元。この話、乗るかい?」
次元「……儲けは?」
ルパン「わからねぇ」
次元「……」
ルパン「ジゲ〜ン……」
次元「……」
次元「……ったく、仕方ねぇな」
ルパン「さぁ〜っすが次元! 話がわかるぜ!
そうと決まりゃあ話は早え」
ルパン「――黄金のハルトシュラー像……いただくとしますかね!」
0026創る名無しに見る名無し
2009/01/03(土) 01:12:26ID:h186jMm/0027創る名無しに見る名無し
2009/01/03(土) 01:13:42ID:tOhz7Vzk金 色 の ハ ル ト シ ュ ラ ー
0028創る名無しに見る名無し
2009/01/03(土) 01:15:45ID:tOhz7VzkぶっちゃけGと台詞系からの俺隔離スレ
最後まで走るからGの世話にはならん
休憩
0029創る名無しに見る名無し
2009/01/03(土) 01:17:24ID:MKb21XI5期待してる
0030創る名無しに見る名無し
2009/01/03(土) 01:18:33ID:h186jMm/乙乙
0031創る名無しに見る名無し
2009/01/03(土) 01:19:43ID:iQ8KFXhX0032創る名無しに見る名無し
2009/01/03(土) 01:21:11ID:h186jMm/0033創る名無しに見る名無し
2009/01/03(土) 01:23:45ID:iQ8KFXhXΣ(゚Д゚;
0034創る名無しに見る名無し
2009/01/03(土) 01:28:39ID:Dam0ViMn0035創る名無しに見る名無し
2009/01/03(土) 01:36:12ID:tOhz7Vzk次元「……で、この先に本当にハルトシュラーの家があるのか?」
ルパン「まあな」
次元「俺ぁこんな辺鄙な所に家があるとは思えんがね」
ルパン「俺だってそうさ」
次元「ハルトシュラーってのは人嫌いだったのか?」
ルパン「さあね。物を創るのに集中したかったんじゃあねえかな?」
次元「なんだ、わからねえのか」
ルパン「ああ。なにせ――」
ルパン「――ハルトシュラーは、もう死んじまってるらしいからな」
次元「……まあ、でなけりゃ宗教家みたいな奴がこんな所に――ん?」
ルパン「ありゃあ屋敷……だな」
0036創る名無しに見る名無し
2009/01/03(土) 01:37:01ID:iy+t69Qc0037創る名無しに見る名無し
2009/01/03(土) 01:42:50ID:tOhz7Vzkルパン「……こいつぁたまげた」
次元「……ああ。まさか本当に屋敷があるたぁな」
……ドーン
ルパン「情報料をはずんだ甲斐はあったみたいだぜ」
次元「いくらかかったんだ?」
ルパン「なに、“これ”っぽっちさ」ピッ
次元「なんだ、三十か。安いもんじゃねえか」
ルパン「ちょ〜っと桁が違うな」
次元「おい、こんな屋敷の場所に三百も出したってのか?」
ルパン「あ〜……も一つだけ桁が上だな」
次元「なっ!?」
ルパン「あはははは、そ〜んなに驚くなって次元!……ん?」
次元「ルパンお前! それで儲けがなかった場合大損……どうした?」
0038創る名無しに見る名無し
2009/01/03(土) 01:47:55ID:tOhz7Vzk次元「あん? そりゃあ、こんな所にこんなでかい屋敷があるのは妙だろうよ」
ルパン「ちっげ〜っての! あれを見てみろ」
次元「……なんの変哲もない植木、だな」
ルパン「次元。この屋敷にはハルトシュラーが死んでから誰も住んでないはずなんだ」
次元「だからなんだってんだ」
ルパン「なのによ」
ルパン「みょ〜に庭の手入れが行き届いてると思わねぇか?」
次元「……情報に間違いがあったんじゃあねえか?」
ルパン「“これ”だけかかって手に入れた情報にかい?」
次元「……」
ルパン「……」
……ドーン
0039創る名無しに見る名無し
2009/01/03(土) 01:53:14ID:tOhz7Vzk次元「……だな」
…キイッ
ルパン「……門も錆び付いちゃいねえ。
庭の手入れだけだったら、多少は古くなるもんだ」
次元「……鬼が出るか蛇が出るか」
ルパン「それとも修羅が――」
???「誰だ貴様らは」
ルパン・次元「!?」
0040創る名無しに見る名無し
2009/01/03(土) 01:59:51ID:tOhz7Vzkルパン「……後は付けられちゃあいなかったぜ。多分な」ボソボソ
次元「それじゃあよ。俺たちの後ろにいるのはどこの誰だ?」ボソボソ
ルパン「わからねえ。わからねぇが、下手な事はしない方がよさそうだ」ボソボソ
???「誰の許可を得てこの庭へ入っている」
ルパン「……あははは、ちょお〜っと迷っちまったもんで道を聞きたくて――」クルッ
次元「そうそう。別に怪しいもんじゃあ――」クルッ
少女「道に?」
次元「……どうやら普通のガキみたいだな」ボソボソ
ルパン「……十年後はとんでもねえ美人になりそうな、な」
0041創る名無しに見る名無し
2009/01/03(土) 02:06:54ID:tOhz7Vzk少女「まあ、そんな所だ」
ルパン「それならよ、ちょ〜っとばかし聞いてもいいかな?」
少女「答えられることならば」
次元「……なんだかおかしな喋り方をする嬢ちゃんだな」ボソッ
ルパン「シッ。聞こえちまうぞ」ヒソヒソ
少女「おかしな喋り方で悪かったな」
ルパン「な、ナハハハハハ!」
少女「街へなら、この先を真っ直ぐ――」
ルパン「ああ、そうじゃあねえんだ。俺が聞きたいのは――」
ルパン「――この屋敷が、本当にハルトシュラーが住んでた屋敷なのか、ってことさ」
少女「……」
0042創る名無しに見る名無し
2009/01/03(土) 02:12:13ID:tOhz7Vzkルパン「まあ、そんな所さ」
少女「……」
ルパン「それで住んでた屋敷ってのを探してたんだけどな?
この辺りにはそれらしいもんがここしか見あたらねえんだ」
少女「だろうな。この辺りには屋敷と――家と呼べるものはここしかない」
ルパン「……ってことは」
少女「“ここ”が、貴様が探している屋敷だ」
ルパン(……やっぱりそうか)
少女「そして……」
ルパン・次元「?」
少女「今、私が暮らしている所でもある」
0043創る名無しに見る名無し
2009/01/03(土) 02:17:40ID:Dam0ViMn0044創る名無しに見る名無し
2009/01/03(土) 02:19:13ID:tOhz7Vzk少女「どうした、おかしな顔をして」
次元「……!」
次元(おい、やっぱり情報が間違ってたんじゃねえか)
ルパン「……!」
ルパン(俺に言うなっての!)
ルパン「……あ〜……そりゃあ、勝手に入って悪いことをしたなぁ」
少女「わかれば良い。まさか、無断で屋敷にまで入ろうとしていた訳ではあるまい?」
ルパン・次元「!」ギクリ!
少女「……」
ルパン「あ、あは」
次元「わ、わは」
ルパン・次元「ハハハハハハハハ!」
0045創る名無しに見る名無し
2009/01/03(土) 02:27:41ID:tOhz7Vzkルパン「おおっと! そういや自己紹介がまだだったなぁ!」
少女「誤魔化すn」
ルパン「これも何かの縁だしよ! な、お嬢ちゃん?」
少女「……」
ルパン「俺の名はルパン三世。んで、あっちのが……」
次元「……次元だ」
ルパン「お嬢ちゃんは?」
少女「私が貴様らに名を名乗る必要があるのか?」
ルパン「ヌフ! 俺ってば、将来美人になりそうな子の名前は聞いておく主義なの」
少女「……主義、か」
ルパン「?」
少女「その言葉を聞いたのも何かの“縁”かもしれんな」
ルパン「そりゃ、どういう意味だい?」
少女「それは、私の名が――」
ハルト「ハルトシュラー、だからだ」
0046創る名無しに見る名無し
2009/01/03(土) 02:30:58ID:tOhz7Vzk再開は寝て起きたらで
0047創る名無しに見る名無し
2009/01/03(土) 02:42:04ID:Dam0ViMn0048創る名無しに見る名無し
2009/01/03(土) 08:11:59ID:2+xYl/eFなんか面白そうなのが始まってるじゃないか
0049創る名無しに見る名無し
2009/01/03(土) 11:38:36ID:tOhz7Vzk0050創る名無しに見る名無し
2009/01/03(土) 11:47:13ID:tOhz7Vzkルパン「いや〜、しっかしこりゃすげぇな」
次元「おいルパン、あれを見ろ!」
ルパン「ど〜したんだよ次元。ん?……ッ! ありゃあ――!」
ハルト「どうした」
ルパン「……なあ、お嬢ちゃん」
ハルト「私は名乗った。ならば、名前で呼ぶのが礼儀というものだろう」
ルパン「おっとと、それもそうだな。
ハルトシュラーちゃんってのは長いから、ハルトちゃんかな?」
ハルト「……」
ルパン「そんでさ〜あハルトちゃん。あの絵はまさか……」
ハルト「知っているのか、あの絵を」
ルパン「そりゃそうさ! だってよ、あれは一部じゃとんでもねえ額がついてるシロモンだからな」
ハルト「詳しいな」
ルパン「一応、それがお仕事だしよ」
0051創る名無しに見る名無し
2009/01/03(土) 11:56:10ID:tOhz7Vzkルパン「作者不明のこいつは、一度観衆の目に晒されただけなのにとんでもねえ評価を受けた」
ルパン「なのに、補完されてた美術館からと〜つぜん消えちまった」
ルパン「……まるで、魔法みたいによ」
ハルト「何故、これが本物の『光差す庭』だと思う」
ルパン「ヌフ! そりゃあ企業――いや、“稼業”秘密さ」
ハルト「ふむ」
ルパン「それで……ハルトちゃんはこいつをどこで手に入れたんだい?」
ハルト「なに、それは出来が良かったから――“返して貰った”だけのことだ」
ルパン「……“返して”……?」
0052創る名無しに見る名無し
2009/01/03(土) 12:03:57ID:tOhz7Vzkルパン「俺が知らねえもんもあるが、ほとんどが失われた名品……」
ルパン「知らねえもんだってよ、相当な値打ちもんに見えるぜ?」
ルパン「……お前さんがこいつらを一体どうやって手に入れたのか、
是非教えてもらいたいもんだ」
ハルト「返して貰った、と言っただろう」
次元「へっ! まるで、元々自分のもんみたいな言い方をするじゃねえか」
ハルト「その通りだ」
ルパン・次元「へっ?」
ハルト「このコ達は――」
ハルト「――私が創ったものだからな」
0053創る名無しに見る名無し
2009/01/03(土) 12:06:20ID:2+xYl/eF0054創る名無しに見る名無し
2009/01/03(土) 12:13:44ID:tOhz7Vzkハルト「事実だ」
ルパン「それじゃあよ、この彫刻もお前さんが作ったってのかい?」
ハルト「そうだ」
ルパン「……アッハハハハ!」
ハルト「何がおかしい」
ルパン「いいかい、こいつが創られたのは二十年前」
次元「明らかにお嬢ちゃんが生まれる前のもんだな」
ルパン「そうそう! ハルトちゃんが見た目によらず大人な女性ってんなら別だがな」
ハルト「鋭いな」
ルパン「あん?」
ハルト「私は見た目通りの年齢ではない、ということだ」
0055創る名無しに見る名無し
2009/01/03(土) 12:21:44ID:tOhz7Vzkルパン「……」ジーッ
ハルト「? 何だ」
ルパン「……いや〜、どう見たってよ」
つんつん
ハルト「頬をつつくな」
ルパン「見た目通りのカワイコちゃんだと思うぜ?」
むにっ
ハルト「ひははっ! はひほふひゅっ!」
ルパン「アハハハ、悪ぃ悪ぃ」
ハルト「……無礼な奴だ」
ルパン「確かにレディーの頬を引っ張るのはマナー違反だった。ごめんよハルトちゃん」
次元「まあ、まだ子供だけど、よ」
ハルト「……」
0056創る名無しに見る名無し
2009/01/03(土) 12:27:30ID:tOhz7Vzkルパン「……それで次元。お前はどう思う?」
次元「この椅子の座り心地は良い。今にも居眠り出来そうだ」
ルパン「おいおいジゲ〜ン……」
次元「何をどう思ってるのを言や良いってんだ」
次元「ハッキリ言うぜルパン。わからねぇことが多すぎる」
ルパン「……だよなぁ」
次元「大体よ、あの嬢ちゃんは一体何者だ?」
ルパン「そりゃあ、ハルトシュラーだろ」
次元「ルパン」
ルパン「へいへい、わぁ〜ってますよ」
0057創る名無しに見る名無し
2009/01/03(土) 12:29:48ID:gJI3wdJJ0058創る名無しに見る名無し
2009/01/03(土) 12:30:14ID:MKb21XI50059創る名無しに見る名無し
2009/01/03(土) 12:34:56ID:tOhz7Vzk次元「ああ。それも、色んな分野に手を出してる変わりもんだってこともな」
ルパン「まさか俺の知らねえ所に、あ〜んなすげえ人物がいるたぁ思わなかったぜ」
次元「調べが足りねえな」
ルパン「うるせえやい!……それで、何かの手がかりはねえかと
ハルトシュラーの住んでたココに来てみたら……」
次元「……あの嬢ちゃんが居た」
ルパン「それも、名前はハルトシュラーで、ここにある作品は自分が創ったものだと言い――」
次元「――見た目通りの年齢じゃあねえ、か」
0060創る名無しに見る名無し
2009/01/03(土) 12:39:58ID:MKb21XI50061創る名無しに見る名無し
2009/01/03(土) 12:41:10ID:tOhz7Vzk次元「まあ、確かめるような事でもなかったと俺ぁ思うがね」
ルパン「もう、プルップルのツヤツヤ!」
次元「不二子に聞かせてやりてぇ台詞だな」
ルパン「あん? 不二子ちゃんはこの位じゃ嫉妬しねえって」
次元「ちげえよ」
ルパン「それじゃあ何だよ」
次元「プルップルのツヤツヤ、って所さ」
ルパン「……次元お前」
次元「?」
ルパン「勇気あるなぁ」
次元「……ちょいと口が滑った。アイツにゃ言うなよ」
0062創る名無しに見る名無し
2009/01/03(土) 12:41:46ID:tOhz7Vzk0063創る名無しに見る名無し
2009/01/03(土) 13:27:26ID:tOhz7Vzk次元「おいおい。ルパンお前、まさかあの嬢ちゃんが
実はバーサンだって言うんじゃあねえだろうな」
ルパン「そこまでは言わねぇさ。……ただ、あの落ち着きよう。
それに加えて、このでっかい屋敷に一人で住んでるって話だったろ?」
次元「……確かに、まともじゃあねえ」
ルパン「それに、ハルトシュラーって名前」
ルパン「……こいつぁ間違いなく何かある」
次元「……」
ガチャッ
ハルト「紅茶で良かったか?」
ルパン「俺ってば紅茶は大好きなの!」
次元「何だっていいさ。“まともな”もんなら、な」
0064創る名無しに見る名無し
2009/01/03(土) 13:38:09ID:tOhz7Vzkヒュウウウウウ……
五ェ門「……」
五ェ門「!」
五ェ門「きえああ――ッ!」
シュンッ、シュピンッ!
五ェ門「……」
カチンッ
……バラララッ
五ェ門「斬ると……修羅」
0065創る名無しに見る名無し
2009/01/03(土) 13:45:04ID:tOhz7Vzkルパン「ん? あれは太刀……か」
ハルト「興味があるのなら見てみろ」
ルパン「いいのかい?」
ハルト「構わん」
ルパン「それじゃあ失礼して、っと」
カキンッ
ルパン「……こいつぁすげえ」
ハルト「ほう」
ルパン「意匠も見事なもんだが、この輝きは滅多にお目にかかれるもんじゃねえ」
ルパン「……まるで、斬鉄剣を見てるみたいだぜ」
ハルト「斬鉄剣、か」
ルパン「知ってるのかい?」
ハルト「まあな」
0066創る名無しに見る名無し
2009/01/03(土) 13:51:54ID:tOhz7Vzkルパン「おいおい、それじゃあ……」
ハルト「そうだ」
ハルト「そのコも、私が創ったものだ」
次元「……付き合いきれねぇな」
ルパン「おい、次元」
ハルト「何がだ」
次元「いいかい嬢ちゃん、よく聞きな」
次元「俺ぁ嬢ちゃんの言う御伽噺に付き合う気はさらさらねぇんだよ」
ハルト「……御伽噺、か」
ルパン「あ、あはははは!……気ぃ悪くしないでくれよ?
次元ってばああいう奴なのよ」
ハルト「なに、構わんさ」
ハルト「御伽噺も、立派な創作だからな」
0067創る名無しに見る名無し
2009/01/03(土) 13:57:46ID:tOhz7Vzkルパン(これが――これらが実際に嬢ちゃんが作ったもんじゃないにせよ、
ここまで言うのはちょいとばかし不自然だ)
ルパン(嬢ちゃん――ハルトシュラーってのは一体何者なんだ?)
ルパン「……ん? ありゃあ……」
五ェ門「……」
ルパン「……な〜んであんな所に五ェ門がいるんだ?」
次元「五ェ門だぁ?」
ルパン「ほら、窓の外を見てみろよ」
次元「……本当にいやがる」
ハルト「来たか」
0068創る名無しに見る名無し
2009/01/03(土) 14:05:43ID:tOhz7Vzkハルト「ああ」
ルパン「そりゃまたどうして」
ハルト「愚問だな」
ハルト「それが、創作というものだからだ」
ルパン「……あのさ、もうちょっとばかしわかるように教えてくんないかな〜あ?」
ハルト「?」
次元「嬢ちゃん。今のじゃ説明になってねえよ」
ハルト「む。……“予定された展開だった”と言った方がわかりやすかったか」
ルパン・次元「……」
ルパン「……どっちにせよ」
次元「……わからねえ」
0069創る名無しに見る名無し
2009/01/03(土) 14:09:44ID:tOhz7Vzk保守いらねえから楽でいいわ
0070創る名無しに見る名無し
2009/01/03(土) 14:13:44ID:MKb21XI5wktk
0071創る名無しに見る名無し
2009/01/03(土) 14:14:24ID:683ts6bZ期待してる
0072創る名無しに見る名無し
2009/01/03(土) 19:40:08ID:2+xYl/eF0073創る名無しに見る名無し
2009/01/03(土) 20:01:44ID:tOhz7Vzk0074創る名無しに見る名無し
2009/01/03(土) 20:08:03ID:tOhz7Vzkルパン「なあ、や〜めろって五ェ門〜」
次元「そうだぞ五ェ門。ちいとばかし大人げってもんがなさすぎるんじゃあねえか」
五ェ門「口出し無用!」
ハルト「……だ、そうだ」
ルパン「そ〜んな事言ったってよ。さあっすがに見過ごす訳にゃあいかねえよ」
次元「ああ。こんなチビっこい嬢ちゃん相手に真剣勝負たぁまともじゃあねえ」
五ェ門「……拙者、石川五ェ門と申す」
ハルト「ハルトシュラーだ」
ルパン「おいコラ、聞いてんのか五ェ門!」
次元「あ〜あ〜、あの目はマジでやる気だぜ」
五ェ門「……」
ハルト「……」
0075創る名無しに見る名無し
2009/01/03(土) 20:13:27ID:tOhz7Vzk五ェ門「無論」
ハルト「貴様は、少女を斬る覚悟があるのか?」
五ェ門「……それも修行のためならば」
ハルト「修羅……か」
五ェ門「……」
ハルト「そこまで良いものでもないぞ?」
五ェ門「……なってみればわかる」
ハルト「そうだな。確かにその通りだ」
五ェ門「……」
五ェ門「参る!」
0076創る名無しに見る名無し
2009/01/03(土) 20:18:16ID:tOhz7Vzk五ェ門「……!」
ハルト「……」
ルパン「あんにゃろう、本当におっぱじめやがった……!」
次元「しかし、ありゃどういうこった?」
ルパン「そ〜んな呑気にしてる場合じゃねえだろう!」
次元「いや、見てみろルパン」
ルパン「あん?」
次元「どっちもまだ抜いちゃあいねえが――」
次元「五ェ門の野郎が、嬢ちゃんの周りを回ってやがる」
タッタッタッタッタッ…!
五ェ門「……!」
ハルト「……」
0077創る名無しに見る名無し
2009/01/03(土) 20:24:44ID:tOhz7Vzkハルト「……」
…ヒュウウウッ!
ハルト「むっ――」
五ェ門「! けああ――ッ!」
シュピンッ! キンッ! キインッ!
ハルト「……」
五ェ門「……くっ!」
ハルト「――隙を突こうとしても無駄だぞ」
ルパン「ご、五ェ門の刀を……」
次元「……受けやがった」
0078創る名無しに見る名無し
2009/01/03(土) 20:35:10ID:tOhz7Vzk五ェ門「……」
ハルト「だが――」
ハルト「斬鉄剣が泣いているぞ?」
五ェ門「っ!?」
ハルト「創り手と使い手。そして……創られたものの意思が噛み合っていない」
五ェ門「……」
ハルト「それでは私は斬れん」
五ェ門「……ならば!」
ハルト「わかっていて向かってくるか。だが――っ!?」
ルパン(表情が変わった?)
ルパン(あれは――)
ハルト「ちいっ!」
ルパン(……焦り?)
0079創る名無しに見る名無し
2009/01/03(土) 20:42:46ID:2+xYl/eF0080創る名無しに見る名無し
2009/01/03(土) 20:46:40ID:tOhz7Vzkキン! ギィンッ!
ハルト「ぬっ、くうっ!」
次元「おいおい、なんだか急に嬢ちゃんが押されだしたぞ!?」
ルパン「いやまあ、それが普通なんだろうけれどよ……」
次元「なにを落ち着いてやがる!」
ルパン「……」
次元「おい、ルパン!」
ルパン「……」
ルパン(あの戦い方……)
ギインッ!
ハルト「くうっ――!」
ルパン(刀を庇ってるのか?)
0081創る名無しに見る名無し
2009/01/03(土) 20:51:13ID:2+xYl/eF0082創る名無しに見る名無し
2009/01/03(土) 20:55:07ID:tOhz7Vzkハルト「くうっ……!」
五ェ門「とああ――ッ!」
ヒュッ――
ハルト「! 駄目だ!」
ばっ!
五ェ門「!?」
ルパン(刀を体で庇うだって!?)
ドンドンッ!
五ェ門「むうっ!?」
ギインッ!
次元「……さすがにこれ以上は見ちゃいられねぇな」
0083創る名無しに見る名無し
2009/01/03(土) 20:58:29ID:2+xYl/eF0084創る名無しに見る名無し
2009/01/03(土) 21:02:17ID:tOhz7Vzk次元「ったくよ、お前らどうかしちまったのか?」
ルパン・五ェ門「……」
次元「大体だな、ここへは何のために来たんだルパン?」
ルパン「そりゃあ、黄金のハルトシュラー像を手にいれるためさ」
次元「だろう? なのによ……」
五ェ門「……」
次元「どうしてこの馬鹿が手がかりを斬っちまおうとしてるのを黙って見てたんだ?」
五ェ門「……拙者は馬鹿ではない」
次元「あのな。馬鹿は皆そう言うんだよ」
五ェ門「……」
次元「……あの時俺が撃たなかったら、取り返しのつかねぇ事になってたぞ」
0085創る名無しに見る名無し
2009/01/03(土) 21:13:24ID:tOhz7Vzk五ェ門「……」
次元「お前さん、あの嬢ちゃんが目を覚ましたら続きをやる気じゃあねえだろうな?」
五ェ門「……それも修行だ」
次元「……」
五ェ門「……」
次元「表ぇ出な」
五ェ門「……」
ガタッ!
ルパン「ちょお〜っと待った! 落ち着けって二人共!」
次元「止めるなよルパン」
五ェ門「……」
ルパン「あんのさ〜あ、五ェ門はともかく、次元まで目的を忘れっちまったのか?」
次元「あん?」
ルパン「お嬢ちゃんが寝てるってことはよ」
ルパン「……屋敷を調べるチャンスじゃねえか」
0086創る名無しに見る名無し
2009/01/03(土) 21:19:16ID:tOhz7Vzk0087創る名無しに見る名無し
2009/01/03(土) 21:20:07ID:h186jMm/0088創る名無しに見る名無し
2009/01/04(日) 03:11:28ID:hKu5+RKn0089創る名無しに見る名無し
2009/01/04(日) 07:40:43ID:zCyPhGsS自分が関わってるスレの話が出てきたら嬉しいな
0090創る名無しに見る名無し
2009/01/04(日) 12:42:24ID:Zd6ULo0Qルパン「あったりまえだろ次元。
そうでもしねぇと黄金のハルトシュラー像なんて夢のまた夢だ」
次元「しかしだなぁ」
ルパン「けれどもよ」
五ェ門「……」ガタッ
ルパン「……どうやら五ェ門はやる気みたいだぜ」
次元「あん!? おい、なんだってまたお前さんが」
五ェ門「敵を知り、己を知れば危うからず。……これも修行のため」
次元「修行のために人んちを漁ろうってのか?」
五ェ門「……言うな!」ダッ!
ガチャッ…バタンッ!
ルパン「ほら次元。うかうかしてっと五ェ門に先越されっちまうぜ」
次元「……ちっ! しょうがねぇな」
ガチャッ…バタンッ!
0091創る名無しに見る名無し
2009/01/04(日) 13:20:48ID:Zd6ULo0Q>>92創発板のスレタイ
0092創る名無しに見る名無し
2009/01/04(日) 13:38:19ID:ckmGojxP0093創る名無しに見る名無し
2009/01/04(日) 15:32:38ID:Bv9+7c0Bちょwwwwww
0094創る名無しに見る名無し
2009/01/04(日) 17:23:55ID:Zd6ULo0Q把握
0095創る名無しに見る名無し
2009/01/04(日) 17:29:40ID:Zd6ULo0Qルパン「さぁて、どこの部屋からにしますかね、っと」
次元「おいルパン。あの部屋だけドアが開いてやがるぞ」
ルパン「ん?」
次元「ほら、アレだ」
ルパン「……なあ、次元」
次元「あん?」
ルパン「あのドアよ。さっきは開いてたか?」
次元「何言ってやがる。ドアが勝手に開くはずがねぇじゃあねえか」
ルパン「……」
次元「それで、どうするんだ?」
ルパン「……まあいいか。動いてみなけりゃ何もはじまらねえしな」
ルパン「……ちょいとお邪魔しますよ〜」
ギィィィ……バタン!
0096創る名無しに見る名無し
2009/01/04(日) 17:38:20ID:Zd6ULo0Q次元「だな」
ルパン「しっかし、ここにある絵の作者はか〜なりバラバラみてぇだ」
次元「ここはハルトシュラーのもんを補完してる場所じゃなさそうだな」
ルパン「けどよ、見てみろ」
次元「……ほう、こいつぁ味がある」
ルパン「ちょいと手元に置いときたいもんもあるな」
次元「今はそんな事言ってる場合じゃねえだろルパン」
ルパン「まあ、いいじゃないのよ。お、コレなんか可愛いんじゃあねえか?」
次元「俺ぁそういうのはよくわからん」
ルパン「それじゃあ――こっちの尻の絵なんかどうだい?
むしゃぶりつきたくなるような出来だぜ」
次元「……その隣の絵みたいに、か?」
ルパン「あん?」
ルパン「……」
ルパン「ほら、次行くぞ次!」
次元「やれやれ」
0097創る名無しに見る名無し
2009/01/04(日) 17:42:37ID:Zd6ULo0Q……
ルパン「ん?」
次元「どうした」
ルパン「おい、次元」
次元「何か見つけたのか」
ルパン「……かもしれねえ。
けど、そうじゃあねえかもしれねえ」
次元「そりゃどういうこった」
ルパン「次元。……あの絵、さっきまであそこにあったか?」
次元「……そりゃあ、あったんじゃねえか」
ルパン「……」
ルパン「この屋敷、ど〜やら一筋縄じゃいかねぇみてえだぞ」
0098創る名無しに見る名無し
2009/01/04(日) 17:44:35ID:Zd6ULo0Q(>>92とは別の)
>>100創発板のスレタイ
0099創る名無しに見る名無し
2009/01/04(日) 17:47:24ID:BDyG1W5C0100創る名無しに見る名無し
2009/01/04(日) 17:48:57ID:1hVJzqsG0101創る名無しに見る名無し
2009/01/04(日) 17:50:36ID:Zd6ULo0Q把握
0102創る名無しに見る名無し
2009/01/04(日) 17:54:39ID:Zd6ULo0Q五ェ門「……」
五ェ門「む……気配が」
ギィィ…ギィィ…
五ェ門「この部屋から、か」
…チャキッ
五ェ門「……」
ギィィィ……バタン!
0103創る名無しに見る名無し
2009/01/04(日) 17:59:27ID:Zd6ULo0Q五ェ門「……」
五ェ門「居るのなら出て来い。さもなくば――」
チャキンッ!
五ェ門「――……斬る」
…………
……
五ェ門「……気のせい、か」
五ェ門「油を売っている暇は無い」
ギィィィ……バタンッ!
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