【ロリ】ロリババァ創作スレ【幼女】
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0021名無しさん@お腹いっぱい。
2008/08/31(日) 17:51:15ID:K4jcacka西洋風の建物で誰も住んでないはずなんだけど、
ときどき人の気配がする、いわゆる幽霊屋敷として有名だったりする。
そんなところに僕はちょくちょく来るようにしているのはもちろん理由がある。
今もその屋敷に忍びこんでいるわけだけど、その理由である幽霊は目の前にいたりする。
「だれが幽霊じゃ」
そんなことを言っている少女に向かって僕は無言で指を指す。
「ワシは幽霊じゃないわ! 吸血鬼じゃ!」
「いや、吸血鬼も幽霊の一種なんじゃ?」
素朴な疑問に目の前の少女はむっとした様子で頭を掻く。
全く……腰まで届く長いブロンドのストレートヘア。黒を基調としたゴシックファッションの服を着こなし、
黙っていれば、フランス人形のような美少女。
本当に、いけないお兄さんにお持ち帰りされてもおかしくない容姿なんだけど……
「なんじゃ?」
この爺言葉にすべての幻想がぶち壊されてしまう気がする。
本人曰く250歳の美少女だと主張しているが……うん、250歳で少女はないと思う。
外見だけは10歳位に見えるから確かに少女だけど……
「なんじゃ、溜息などついて」
「いや――」
「250歳は少女ではないとか思った顔をしておったわ」
「当たり。良くわかったね」
「わからいでか。しかし、年齢のことは気にすることはないのじゃ。外見少女じゃったら少女でいいのじゃ!」
「いや、その理屈には無理があると思う」
「うるさいやつじゃ! ワシがいいといったらいいのじゃ。黙るように血を吸って眷属にしてやろうかの?」
「そんなことしようとしたら二度と来ないから」
「……ム」
「それじゃ」
僕は後ろに振り向き帰ろうとする。
「……いいじゃろう。血を吸うのは我慢してやるわ」
同意を得たところで振り返る。
すると目に入ったのはふんぞり返った少女の姿だった。
「それで、今度はどんな事件が起きたんじゃ?」
あっさり本来の目論見に気付かれた。今度こそ驚かそうと思っていたのに。
「僕、なにも言ってないけど」
「目を見れば一発じゃ。いかにも話したそうにしておるでのう」
結局そうだ。この少女は僕の一枚も二枚も上をいってしまう。
さっきまでもやり取りも全部わかっててやってたに違いない。
僕は少し不満そうにしながらも事件について話すため口を開く。
その話を黙って聞く少女。
「ふむ。今回も面白くなってきたみたいじゃの」
呟き薄く笑う少女は、艶然とした気配を纏っていた。
推理系バトル物の導入っぽいロリババァ目指してみた。
>>12のロリババァ参考にしたけど合ってるかな?
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