定型的縊死
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0082優しい名無しさん
2014/11/04(火) 19:47:37.79ID:yzzYy2M4Ⅳ マイルドなハングマンズノット (チューニング:身体とロープの衝突ではなく同調)
特別なことを考えなくても、標準的な定型ハングマンズノットで安楽死は実現されます。しかし、それだけを
知っていたところで不安を払拭できません。これからの試みは、首吊りを知り尽くして方法論を極め、安楽
死の確固たるビジョンを構築することです。強い不安に対して薬に頼るのも悪くありませんが、知識と技術
による不安の払拭に勝る薬はないでしょう。
①ハングマンズノットの標準的な挙動モデル
わかりやすくするため、ロープ全体はたるみがなく、結び目と頸部後方の間にはある程度の隙間がある状
態をスタンバイとして、そこからの実行で結び目の動きに着目して挙動モデルを考えます。3段階に分けて
いますが、現実はきれいに分かれるとは限りません。重要なことは、3段階に分析することで、定型ハング
マンズノットの核心、急所を浮き彫りにすることです。
A 〔結び目─落下〕 頸部前方が輪っかを押し下げながら滑り落ち、それに引っ張られる形で結び目が真っ
直ぐ落下して頸部真後ろに接近(輪っかが狭まる)。頸部と結び目は並進的に落下するが、輪っかに回転
運動が入ってる分ずれ続けるので、違う運動となる。この段階では椎骨動脈は全く圧迫されず、頚部前方
が輪っかの抵抗を受けるのみ。
B 〔結び目─ロック〕 輪っかと首部後方の間には三角形の隙間がある。結び目を頂点とする2辺の斜辺に
あたるロープと、頸部後方を底辺とする三角形。結び目が頸部に近づくことで、隙間三角形は小さくなりつつ
も頂角を広げ、それが結び目の落下にブレーキとなって失速し、ロックがかかった状態になる。頚部前方は
衝突した衝撃を受ける。しかし残った隙間は、頚部が下がりきってない分の位置エネルギーが残ってること
を示唆している。つまり、Bは一時的な均衡であり、まだ不安定な状態で下がる余地がある状態。この時、
椎骨動脈の閉塞の状況はさまざまの可能性があるが、頚動脈は遮断され、頸動脈洞も圧迫されているの
で失神しかけている段階と予想。
C 〔結び目─絞込み〕 結び目を真後ろにして実行した場合最終的に結び目が少しずれて首が少し回るが、
Cはその首が回る段階。失速した頸部が輪っかと一体となって位置エネルギーを解消しようとして、全体重
によって最大のトルク(ねじりモーメント)が発生する。それが結び目のロックを解き、最後の隙間をなくして
頸部を絞り込み、椎骨動脈を完全に遮断する。これで即死が約束される。Cの不完全性は定型ハングマン
ズノットの数少ないリスクではあるが、全体重の威力はそれを上回る威力があるから高いリスクではない。
しかしリスクという認識はマネジメントとして必要。
②マイルドなハングマンズノット
頚動脈は簡単に遮断できるので、ハングマンズノットの最優先目標は椎骨動脈の遮断Bのみということにな
ります。挙動モデルに従って機械的に言えば、A段階は不要、ロックBをスタンバイとしてCだけ達成すれば
よいことになります。Bの状態は不安定とはいえ、一時的に力が均衡している状態だから、その均衡を破る
ために、ハングマンズノットの欠点の一つである結び目のズレの問題を利用して角速度を与え、Cで全体重
による最大トルクをかけます。身体とロープの衝突ではなく、同調によって、ほんのわずかだけ転がるだけ
のマイルドなハングマンズノットです。
③チューニング
・スタンバイ
〔輪っかの締まり〕 Aは不要とはいえ、現実的には事前にAを完全になくすのは無理だし不要。微調整で
ゆっくり絞めて、少し苦しくなってそれ以上絞めたくないポイントをロックB´としてスタンバイとする。失神の
瀬戸際まで絞める必要性は全くないし、してはいけない。
〔結び目の位置〕 ハングマンズノットは輪っかが締まると結び目がずれる。だから最後まで締まった最終
段階で結び目が真後ろ(後頭部と首の境目─俗に言う盆の窪─の真ん中)に来るように事前に少しずらし
ておかなければならない。輪っかが左回りだとして、これで吊ると首も左回りで顔は右を向くことになる。だ
からスタンバイでは顔を少し左に向け、結び目もやや左に設定することになる。これによって首と輪っかが
一体となって回転するための角速度が与えられ、瞬間的にCが達成される。
〔ロープの張り〕 たるみがないように。Cが目的である以上、たるみは不要。マイルドなハングマンズノット
のイメージをしっかり作っておく。
(続く)
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