○結び方に関する「ひとつ」の推論

椎骨動脈遮断に必要な重量と結び方の種類(ハングマンズノットかもやいか)についてひとつの推論を行います。
法医学では16..6kgで結び方はどちらかです。
その結びかをαとします
αはハングマンズノットか、もやいか、あるいはその両方、ということとします。
即時遮断かどうかは不明で、それで安楽死が可能か疑問なところ。
そこで、安楽死に必要な重量を、ざっくりその倍近くの30kgと考え、結び方は依然αとします。

さて、ここで、非定型もやいの失敗談を思い起こします。
標準的な大人の体重で非定型もやいをやれば、遮断不可であることは明らか。
その時、重量が体重の70〜80%だとして、その重量を45kgとします。
45kgでもやいは遮断不可ということです。

実践的な見地で判断するなら
45kgもやいは不可
30kgαは可
ならば、αはもやいではない。
すなわち、αはハングマンズノット

結論
60kgハングマンズノットは安楽死の信頼性としては完全
45kgもやいは不可
45kg+15kgもやいは、最終的に遮断可だが、それが安楽死かどうか疑問で、危険性が高い。