11でも述べたように、
「蒸発→再凝集」
というプロセスを経るわけだが、再凝集させる際の
滞留時間を適当にコントロールしてやれば、粗大な
粒子が出来るのを阻止できる。
長い時間滞留させれば、超微粒子が雪だるま式に
肥大化していくだろうね。
その方法についてはやはりお教えできません。
スマソ。

原料粉がある程度の大きさを持っているので、蒸発
せずに溶融した状態のまま、一部は「融合」して
粗大な粒子となって回収装置の方に引かれて来ること
もある。

見た目は確かに綿クズだね(藁。

1時間の製造時間で50gポッチしか回収できない。
でも体積的には結構な量になるのだが、嵩が多い
だけで、水に分散させてスラリにしたら幾らもな
いのだ。

超微粒子のサイズって、別にコレといって決めら
れている訳ではない。
大体100nm以下と考えて貰ってイイのでは?
あとよくいわれるのは、サブナノ。

ちなみにウチの製品で、超微粒子として出してる
モノは一応50nmだったか(品物にも依るが)。
でも実際の粒度分布を調べてみると結構ブロード。

TEM像で見ると、下はそれこそサブナノのオーダー
から、上は100マイクロを越えるものまでありました。