>>17-18
http://www.geocities.jp/pachimaya/moral.html
▼幼児的人格
現実にたいする思考・行動形式がそのように幼児的になれば、当然その人のパーソナリティも幼児的になっていくはずだ。
端的にいって、自分の思い通りにいくはずだとするナルシシズム、現実と妄想を区別できない思考力、自己の攻撃性を抑えることができない衝動性などであろう。
パチンカーはそのような幼児的な人格を自ら再現しているのである。周りの大人からみれば非常に奇異に映り、ときには卑しい人格だと思われることになる。また、本人は継続的な努力ができなくなったり、働く意欲をなくしたりするのも当然のことと理解できよう。
さらに、パチンカーによる各種の犯罪が後を絶たないが、本人が幼児性を再現しているのだと考えると、その人が殺人を犯そうが、盗みを行おうが、自らの子供を放置して死なせようが、それらはたいして不思議ではない。
▼復帰の困難
ひとたびパチンコに依存してしまうと、パチンコとは正反対の行動形式である大人の世界が、本人にとっては非常に辛いものとなる。まるで大人の世界に迷い込んだ幼児のように、傷つきやすく自信を失っている状態にある。
その結果、ますますパチンコの幼児的な行動形式にすがりつくようになり、自分の中に幼児的人格を強めてしまうのだ。このように、大人としての行動形式がとれなくなっている点は、パチンコ生活からなかなか脱却できない大きな理由となる。
▼幼児化する日本の一部
以上のように考えると、日本人の2千万人がパチンカーで、毎年27兆円をパチンコに費やしているという事態は、笑い話ではない。大人の洗練が必要とされる遊技でも芸術でもなく、幼児の行動を再現させる賭博こそが日本人の主要な関心事となっているのだ。
パチンコによって日本人の人格が劣化し、これからも日本人は幼児化していくと危惧するのも決して大げさな話ではない。