>>617

もちろん例え話ですよ。

従来は、「パームしてないときの手と、パームしてるときの手は、同じ形にならないといけない。」
と言って、パームしてないときの手の形を、パーム時と同様にワザとしたり、

「ダブルリフトのときと、1枚のときは、同じに見えないといけない」
と言って、1枚のときにもダブルリフトのときと同じようにワザとしたりとか、

そういうのが推奨されていました。
僕は、これを、「間違い」「逆効果」として指摘しているんです。

正しいのは、

「パームしてないときには、紛れもなくパームしてないことをはっきりと示す。」
「1枚のときは、紛れもなく1枚であることをはっきりと示す。」こと。
これによって、不思議さも、メリハリも、強化されるのです。

タネのあるところを気にしてるのは、マジシャン側のみ。
実際は、タネのないところを目立たせれば、タネのあるところは目立たないのだ、
観客は、時間的にも空間的にも全体像から印象を受けている、
等々の理論です。

詳しくは、本文をお読みください。