何を調べていたのかは言わないが、目的にはかすりもしないところで間宮純一という名前をみつけた。
明治生まれの昭和二十年代に現役だったプロ棋士(故人)で、放浪癖などの奇行と異名は、むかし文献を漁ったころに
エピソードを読んだ気がしなくもない。
平成の政治(選挙) を描くときのドクター中松や又吉イエスのような、昭和将棋史のネタもしくは封印枠だ。

三段まではトントン拍子だったが四段に上がることができず長く苦しみ、編み出したのが
「最も安全な玉将の居場所は敵陣」なので「常に入玉を目指す独自の戦法」。
前例も後継も、再現するひともない棋風だたという
( ja.Wikipedia より要約 )

過去に間宮氏がいない作品世界で、同じ考えに至った奨励会会員ならばどう現代将棋に実現するか
と考えると岳滅鬼翼さんの深海魚になるわけか。 元ネタもアレンジも深い。