ハエの幼虫の蛆の真の食物って、細菌や酵母菌、原生動物みたいな微生物なんだよ。
日本語の昆虫学の専門書には全く出てないんだけど、
ハエの仲間の世界標準の研究者向け教科書(英文)にはそこら辺の話が出ていて、
蛆の咽頭部に高性能のフィルターがあって分解しかけの有機物から細菌とかだけ
こしとって食べる能力がある。
同じ種類のハエの幼虫がうんこでも腐った動物の死体でも育つことができるのは、
ハエの幼虫がどちらからも増殖した細菌を分離して食べることができるからなんだな。

つまり、ハエの幼虫は細菌を食用に適した動物タンパクに
変換する機能があるって事さ。