内容よりも読者が真奧たちをみて自己投影できたのが大きいんじゃないか

フリーターで貧乏生活してるけど魔力さえ調達すれば魔王、普段でもさわやか青年にみえて腹に一物描写もあり魔力で力押しするだけではなさそうな雰囲気、
造形はいいけど敵意を向けながらも今の真奧を理解し時には共闘する勇者に付きまとわれる生活のアクセント、
自分を好いてくれる可愛い女子高生や隣に住む美人のおばちゃん(実は凄腕の暗殺者)の手料理を、
同居する同姓の仲間(部下)と楽しくわいわいしながらいただくって、くたびれる前の男の夢が文庫になってるじゃないの

今は単に読者が年取ってストライクゾーンが変わったんじゃないかなーと、暇だから漫画版の1巻から読んでて思った(ラノベ読破するほどの精力は自分にはもう…)