男塾名物盥支蝋(おとこじゅくめいぶつ かんしろう)

頭上になみなみと油の入ったタライをもちあげる
そのタライの油面に極めて不安定な木端にのせた蝋燭を浮かべる
タライを少しでも微動させれば蝋燭は倒れ火だるまとなるは必定である
明治維新直後その熾烈苛酷さの教育で猛名をはせた三の関兵学校に於いて
体罰のひとつとして行われたという。

■ 参考文献
● 民明書房刊「教育と体罰」より