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本多平直衆院議員

 立憲民主党の本多平直衆院議員(56)=比例北海道ブロック=が、党の会合で成人と中学生の性行為を肯定する発言をした問題で、立憲は13日、次期衆院選での本多氏の公認を取り消す方針を固めた。党執行部は本多氏に自ら出処進退を判断するよう求めてきたが、応じなかったために党としての処分に踏み切る。

 本多氏は12日、党幹部と相次いで面会したが、本多氏は出処進退を明らかにしなかった。このため、執行部は次期衆院選の衆院北海道4区での公認を取り消し、党員資格も1年停止することにした。13日午後の党常任幹事会で決定する。

 本多氏は5月、刑法で性行為が一律禁止される年齢(性交同意年齢)を現行の「13歳未満」から引き上げることを議論する党の「性犯罪刑法改正に関するワーキングチーム(WT)」に出席。外部から招いた有識者に対し、「例えば50歳近くの自分が14歳の子と性交したら、たとえ同意があっても捕まることになる。それはおかしい」と発言した。

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