独Me163「コメート」はなぜ「恐怖の彗星」と呼ばれた? 史上唯一のロケット推進戦闘機
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0001きつねうどん ★
2019/11/22(金) 07:25:58.15ID:CAP_USERロケットエンジン戦闘機、初の実用化
第2次世界大戦期のドイツ空軍に、「恐怖の彗星」と呼ばれた戦闘機がありました。1942(昭和17)年に量産が開始されたその戦闘機は、世界初のロケットエンジンを搭載し、世界で最初に1000km/hを突破した画期的な戦闘機でした。その名はMe163「コメート」。ドイツ語で「彗星」(英語では「コメット」)の名を持つ戦闘機です。
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国立アメリカ空軍博物館所蔵のMe163「コメート」(画像:アメリカ空軍)。
当時のレシプロ機の最高速度が600km/hから800km/h程度ですから、1000km/hを超える「コメート」の飛行能力(量産型の最高速度は諸説あり960km/h前後といわれる)は、やはり「恐怖の」と冠されるにふさわしいものに思えるでしょう。しかし、実情はちょっと違うようでした。恐怖の彗星「コメート」とはどのような戦闘機だったのでしょうか。
「コメート」の開発が進められていた1920年代は、世界各国でロケットエンジンを動力とした戦闘機の開発が進められていました。しかし、当時のロケットエンジンは燃焼の制御が非常に難しく、なかなか実用化にこぎつけるまでにはいたりませんでした。そうしたなかで、なんとか実用化できたのがこの「コメート」だったのです。ドイツ軍は求めていた以上の上昇力とスピードに喜びました。
しかし、喜んでばかりもいられませんでした。大きな問題も多発していたのです。
「恐怖の彗星」の本当の意味
「コメート」の一番の問題は、その危険性でした。
たとえばロケットエンジンの燃料となる推進剤は、非常に爆発性と腐食性が高く、少しでも燃料漏れを起こすと、パイロットや整備員が「溶ける」という恐ろしい事態を引き起こしました。また、エンジンそのものの信頼性も低く、爆発や故障による墜落も続発しました。さらには、燃料を少しでも多く積むために離陸した後は主輪(車輪)を切り離し、ソリ式の足回りで滑るように着陸させる構造でしたが、これが非常に困難で、着陸に失敗して爆発炎上するものも多く出ました。
もうおわかりでしょう。「恐怖の」という枕詞は敵によって付けられたものではなく、味方パイロットたちから出た言葉であったのです。
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足元の車輪は離陸後に切り離し、着陸時はそりで滑走した(画像:アメリカ空軍)。
しかし「コメート」の問題は、それだけではありませんでした。たとえば航続距離が短すぎて、敵とドッグファイトをしたあと自分の基地まで帰ってこられないことや、スピードが速すぎて敵機を見つけてもそちら方向に曲がれないこと、方向転換が苦手でまっすぐしか飛べないので機動が読まれやすくすぐに撃ち落されること、そして着陸後は自力で動けないので対地攻撃の餌食になる、といった問題点が山積していたのです。
0002きつねうどん ★
2019/11/22(金) 07:26:05.98ID:CAP_USERここまで問題点が多いと、なぜこれを量産したのか、と当時のドイツ軍を問い詰めたいような気もしてきますが、意外なほど「コメート」は、ドイツ軍パイロットに愛されていたようです。当時の戦闘機パイロットといえば「命知らず」と称される血気盛んな若者が多く、「コメート」のスピード感もその危険性も「悪女の魅力」と表現して乗り続け、終戦までに約400機が戦場へと送り出されました。
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一説によると、航続性能は時間にして7分から8分程度だったという(画像:アメリカ空軍)。
そして、その「悪女の魅力」にとりつかれた人々がほかにもいます。それが旧日本軍です。同盟国ドイツから「コメート」の資料を取り寄せた旧日本軍は、それをもとに陸海軍共同で局地戦闘機「秋水」を開発しました。もちろん最初の試作飛行時には燃料漏れからの失速、着陸に失敗しての大破という、オリジナルと同じ轍(てつ)をしっかり踏んでいます。結局、日本軍はこれを量産することができないまま、終戦を迎えることになりました。
終戦後、ロケットエンジンを使用した戦闘機は、一部実験機として研究が続けられているものの、現在まで量産されたものはありません。ドイツ軍パイロットたちに愛された「コメート」は、2019年現在のところ、最初で最後の実用ロケットエンジン戦闘機ということができるでしょう。
https://trafficnews.jp/post/91495
0003Ψ
2019/11/22(金) 07:45:01.27ID:1SeL4prQ0004Ψ
2019/11/22(金) 07:54:16.17ID:RqoUuImG連合国終わったな
0005Ψ
2019/11/22(金) 07:56:30.25ID:Psz7/i9i0006Ψ
2019/11/22(金) 08:05:06.81ID:RyH1NA7Kヒドラジンを燃料とする極めて強力なロケット戦闘機を開発した。
一方、連合軍はそれが配備されている基地を迂回した。
0008Ψ
2019/11/22(金) 08:06:37.51ID:A4RwjSBn可愛いくてかっこよかったぞ
0009Ψ
2019/11/22(金) 08:06:42.13ID:MXno55yK0010Ψ
2019/11/22(金) 08:07:42.52ID:EgQmj/550011Ψ
2019/11/22(金) 08:10:06.21ID:YZ+FwYFK0012Ψ
2019/11/22(金) 08:14:53.55ID:MXno55yK主翼引きちぎったらしいからな。
コメートも30mmやったかな?
0013Ψ
2019/11/22(金) 08:17:33.99ID:uBHt3nDCヒドラジン工場を爆撃した
0014Ψ
2019/11/22(金) 08:19:00.72ID:uBHt3nDCたぶん発電機かな
0015Ψ
2019/11/22(金) 08:34:28.34ID:sMTtZ8EZ0016Ψ
2019/11/22(金) 08:47:27.07ID:js2wBGOt終戦後、ナッターを鹵獲した連合軍が
調査のためドイツ軍のテストパイロットに
操縦を依頼したら
「それだけは勘弁してくれ」
と断られたほど危険だったらしいな。
0017Ψ
2019/11/22(金) 08:56:53.34ID:uBHt3nDC連合軍もさすがに桜花のテストは依頼しなかっただろうなw
0018Ψ
2019/11/22(金) 09:30:14.34ID:g5Ya2QaC0019Ψ
2019/11/22(金) 10:03:15.17ID:4MD5QI+2https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/a/a6/Northrop_XP-79.jpg
https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/e/eb/Northrop_XP-79B_front_view.jpg
0020Ψ
2019/11/22(金) 10:58:15.32ID:g5Ya2QaCエクセリオンに出てきそう
0021Ψ
2019/11/22(金) 12:28:29.67ID:GcSvFMSv0023Ψ
2019/11/22(金) 14:48:18.05ID:ItYddnTC0024Ψ
2019/11/22(金) 14:58:07.60ID:QZnyZsAZ0026Ψ
2019/11/22(金) 17:15:13.45ID:RyH1NA7K0027Ψ
2019/11/22(金) 17:27:32.88ID:DB8dDcke0030Ψ
2019/11/22(金) 23:00:29.34ID:Ih2pFWl/大量に貯蔵された。
ソ連軍の進撃にあい、押収を防ぐために輸送船に積んで沖合で燃やしたがキロトン級のきのこ雲が発生した。
これはいまでも日本軍が原爆を開発したという伝説となり、
日本や中国、南北朝鮮のネットその他では5年に一度くらいの周期でスレが立つ。
真相を多少知っているのは俺しかいないというね。
ネット民の水準の低さよ
0031Ψ
2019/11/22(金) 23:02:31.11ID:VH24gjoE0032Ψ
2019/11/23(土) 08:11:26.05ID:J8pX3Fdt■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています