川底掘削土活用して 無償で提供 倉敷市、真備の豪雨被災住民に
2019年11月19日 13時01分 更新
政治行政

西日本豪雨

倉敷市
 倉敷市は、西日本豪雨からの復興支援策として、川底掘削など公共工事で生じる土砂を住民に無償で提供する取り組みを始めた。宅地などの造成やかさ上げの際に役立ててもらう。

 同市真備町地区で住宅などの建物が被災し、り災証明を受けた住民が対象。賃貸物件の場合は所有者の同意が必要となる。住宅や車庫、物置など1カ所当たり最大で1千立方メートルの土砂を提供する。

 真備支所建設課に申し込み、JA岡山西マキビ加工センター(同町有井)北側に設けられた土砂の仮置き場から申請者自らが搬出する。自力での積み込みが難しい場合にはサポートを行う。

 国は小田川と高梁川で水の流れをスムーズにする川底掘削を進めており、工事に伴い大量の土砂が生じる。有効活用するため一部は堤防の拡幅工事に使用する計画で、住民への提供もその一環。

 市災害復興推進室は「土砂を使いたいという住民の声も寄せられていた。生活再建の一助になれば」としている。


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