今月１１日、埼玉県狭山市の国道で、乗用車に追突されバイクに乗っていた男性が死亡したひき逃げ事件で、
警察は酒に酔った状態で車を運転し、現場から逃げたとして、バスの運転手の男を逮捕しました。

　逮捕されたのは、企業の送迎バスの運転手で、狭山市の細田博幸容疑者（５６）です。

　警察によりますと、細田容疑者は今月１１日の未明、狭山市の国道で酒に酔った状態で乗用車を運転し、
２２歳の介護士の男性が乗るバイクに追突して死亡させたうえ、そのまま逃げたとして危険運転致死と
ひき逃げの疑いがもたれています。

　事故からおよそ１時間後、警察は現場から１.８キロ離れた場所に停まっていた細田容疑者の車を見つけましたが、
当時、呼気からは基準を超えるアルコールが検出されたということです。

　また細田容疑者は、手足の骨を折るけがをしていて病院で治療を受けていましたが、１９日、退院し、警察に逮捕されました。

　警察の調べに対し、酒を飲んで車を運転していたことを認めたうえで「国道で何かにぶつかる事故を起こした」などと
供述しているということで、警察は詳しいいきさつを調べています。

ソース NHK NEWS WEB 11/19 21:25
https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20191119/1000040492.html