[東京 19日 ロイター] -麻生太郎財務相は19日の閣議後会見で、2019年度の税収見通しについて、当初計画の62.5兆円を
「下回る可能性が十分にあり得る」と述べた。ただ、どの程度下振れるかまだ分からないとし、
赤字国債の増発など具体的な対応には言及しなかった。

19年度補正予算案の規模を巡り、二階俊博自民党幹事長が
「10兆円を下らないものが必要だ」と発言したことについて、麻生財務相は「今の段階では何とも言えない」と述べた。

安倍晋三首相は首相在任期間が20日で歴代最長になる。麻生財務相は長期政権のメリットについて「政策の継続性がもたらされたことが大きい」と述べた。

(和田崇彦)

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