同社は19年にあった火災を受け、スプリンクラーを整備するなど防火対策の強化に乗り出していた。マニュアルに基づく避難訓練も年2回実施していたという。

 一方、消防が20年9月に実施した立ち入り検査では、火災が起きた建物で〈1〉消火器の設置場所不良〈2〉自動火災報知設備の作動不良〈3〉避難誘導灯の作動不良――など6項目で不備が見つかった。同社が約1か月後に提出した改修計画書では、消火器や火災報知設備などに関する4項目は改修・交換済み、屋外消火栓設備に関する1項目は改善予定とされていたが、誘導灯の対応に関する記載はなかったという。

 その後、誘導灯が改善されたかについて、村上市消防本部は取材に対し、「現時点でわからない」と説明。同社は「きちんと設置されていたと認識しているが、出火当時、機能していたかは調査中」としている。