「ねえ ○○○○。 あんたのことだから わかってはいるでしょうけど……。

……って もしかしたら 分かっていないかも しれないから いちおう 言っておくわね。

○○○○…… 運命の出会い って 信じる?

あんたを はじめて見た時 じつわね 私…… ビビッと感じるものが あったの。

あんたが 物好きで 良かった。 ふつうなら 私を 妻になんかしないわ。 あの時 選んでくれて本当にありがとう。

言いたかったのは それだけよ。 さあ 行きましょう。 そして 生きて グランバニアに 帰るわよ。」