日本戦のオーストラリアスタメン7人がセミプロで消防士など


「現チームの大半はセミプロ選手。
本当なら野球に専念したいがそれができない。
だから僕のように育成選手でもいいから日本のプロ野球界でプレーしたいと思っている人は意外に多い。
日本の育成選手であれば、ある程度の年俸をもらいながら野球に専念できるからね。
その思いをかなえるためには国際大会などで活躍して、関係者から目を留めてもらうしかない。
僕も他選手から日本のプロ野球の待遇や環境などをいろいろと聞かれる。
その話をするたびに『育成でも日本のチームと契約したい』と言うから。
そういう気持ちがあるからこそ、特に若い選手は力が入っていると思うよ」

 オーストラリアのチーム関係者によると、日本戦でスタメン出場した9人のうち7人はセミプロ選手だった。前出のケネリーは消防士。
「2番・左翼」だったキャンベルは国内の車両レッカー会社で働きながら野球を続けている。
他にも中学校の先生や鉱山労働者など職種は多種多様だ。
https://www.tokyo-sports.co.jp/baseball/npb/1617717/