ちな鵜飼祐充裁判官


平成27年(2015年)3月、藤井浩人美濃加茂市長が岐阜県美濃加茂市の雨水浄化設備導入をめぐり30万円を受け取ったとして、事前収賄罪などに問われたが、贈賄側業者の供述について
「不自然に変遷している。現金授受は認められない」と述べ、無罪(求刑懲役1年6月、追徴金30万円)を言い渡した(控訴審では逆転有罪、最高裁でも上告を棄却され、有罪が確定している)。

平成28年(2016年)6月のペルー人の男が女性を殺害しようとした事件でも「意図的だったとは言えない」として無罪判決。

平成28年(2016年)7月に愛知県安城市のコンビニでフィギュア(人形)を盗み、追い掛けた男性店員を車から振り落としたとして強盗致傷罪に問われた3被告の裁判員裁判で
名古屋市守山区の建築業男性(当時29歳)に無罪判決。

平成31年(2019年)1月に介護疲れから夫を手にかけてしまった事件で「夫の介護を一人で続け、心身の疲弊が限界に達した末の犯行で、態様が際立って悪質とは言えない」
として懲役3年、執行猶予5年(求刑・懲役8年)の判決を下した。

平成31年(2019年)3月、傷害致死事件で、ベトナム人女性が暴行を受けて亡くなり、被告はベトナム国籍の男性3人であったが、
被告は正当防衛を主張したが「被害者の攻撃を予想した加害目的があり、暴行が正当防衛として許容される状況にはなかった」と判断、懲役3年6月(求刑・懲役7年)の判決を下した。

平成31年(2019年)3月、2年前に愛知県に住む当時19歳の女性を2度にわたって性交した容疑で父親が準強制性交等罪に問われていたが無罪判決を下した。