入所者らが殺傷された相模原市の障害者施設「津久井やまゆり園」の人々と交流があった中学3年の男子生徒(14)が、園への思いを作文につづり、
「第37回全国中学生人権作文コンテスト」(法務省など主催)の中央大会で奨励賞を受けた。題名は「人の価値」。

花火大会でにこにこと笑っていた人、歓声を上げていた人、ボーッとしながら見上げていた人。そんな人たちの顔を僕は忘れることができない。
本人にしか分からないことを他人が決めるのはおかしい。障がいがあるからといって「不幸しか生まない」と言うのもおかしい。
みんなに価値がある。人の価値を決められる人は誰もいない。だから僕は、相手の価値を勝手に決めず、相手の価値を互いに尊重しあえる社会であってほしいと思う。

生徒は5月、毎日新聞の取材に「みんなとふれあう機会があったからこそ、障害があっても何ら変わらないと気づくことができた。花火を楽しみにしている」と語った。


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