>>249
広澤

 ポニーリーグはアメリカが発端となって世界的に広まった組織です。そのため、年代のカテゴリ分けも本部に倣っています。中学生を単体とするチームでは3年生と1年生が一緒にプレーすることになります。
 この年代の2学年では体力的な差が非常に大きい。ポニーリーグの仕組みでは、上の年代に合わせようとすることで、下の年代の子どもたちに無理を強いることがないのは好ましい点です。

 また、投手の現行の回数規定から、アメリカ本部からの通達により、来年からは球数を制限する方向で話が進んでいます。試合方式がリーグ戦で、負けたら終わりではありませんので、複数の投手が必要です。
それぞれに機会を与えつつも、故障につながる過度な投球数を抑えていきます。
 当然、好投手が一人いても勝てないことが起こり得るわけですが、そもそもポニーリーグは「手段と目的を混同してはならない」との指導理念の中に勝敗を争うことは手段であり目的ではないとうたっています。