人類は、その文明を歩き始めたときから戦いに明け暮れている。

戦争が起きる理由は様々だが、そのひとつはイデオロギーの対立である。
すなわち 「尻が好きか、胸が好きか」 という対立である。

世界中でヴィーナス像が出土している。ヴィーナス像は大地母神をかたどったものと一般に認識されており、数多の部族が、それぞれに豊穣の神としての胸派と多産の神として尻派に分かれて、信仰していた。
そして尻派・胸派の衝突、いわゆる戦争の痕跡も発見された。