続き。彼のメール。

【件名】緊急!!! 
【内容】
わかる?!このメールの内容を読んでいるってことは、お前はまだ俺の事を
気にしてるってことだよ。普通だったらいくら緊急でも嫌いな男からの
メールなんて見ないだろ?自分の気持ちに素直になったほうがいい。好きなんだれう?俺の事が!

俺は分かってるよ。お前の苦しみ!葛藤!俺を裏切った罪悪感…そして俺への愛
お前みたいな女が役を取れたのは、その白い手で男共の(自主規制)を
(自主規制)してきたからだ。そしてその白い…(以下、延々と私が枕営業していると語る)
お前はとんでもないイン○ン女だ。
でも……何故だか…お前を嫌いになれない、ハハハ。情けねぇよな。

俺達ってまるでロミオとジュリエットだな。
お前は汚い女で最低な女…俺を裏切った最低のロミオ…
でもお前は救われる。俺という最高の主人公によって。
さあ、舞台が開幕するぞ。
本番は今週の日曜日。舞台は俺達の愛の巣(彼の家)
白いワンピースに黒い下着…それがお前の衣装だ。
そしてお前の愛の手で俺を満たすことが出来たら、お前を俺の人生のヒロインに
大抜擢してもいい。悲しいロミオとジュリエットの恋を俺達のHappy endで終わらせて。


誤字は原文ママ。
役はオーディションで決めるし枕営業なんて絶対にありえない。
というか、最低の“ロミオ”ってなんだ。私じゃなくてお前がジュリエットなのか?
別れた直後は「連絡を絶って怒った彼が劇団の邪魔をしてきたらどうしよう…」と思って
着信拒否出来なかったけど、劇団がなくなっちゃったし、就職も決まったので厄払いカキコ。