厚労省の圧力で「消えた年金」と書くのを止めた大手メディア
http://www.news-postseven.com/archives/20110130_11082.html

消えた年金問題はいまだ収束することがないが、大マスコミは、最初から年金問題を
追及する気などないのである。それを物語るのが「宙に浮いた年金」という新聞用語。
旧社会保険庁の元幹部が語る。

「5000万件の記録が統合されていないことが発覚したのは2006年ですが、
当時は全てのマスコミが『消えた年金』と書いた。
ところが、しばらく経つと厚労省側が
“記録は誰のものか分からないだけ。だから、消えたという表現は使うな”と
クラブ記者たちに求め、以降、新聞・テレビは『宙に浮いた年金』と報じるようになった」

国民からしてみれば自分の年金が消えたことに変わりはない。この時から大メディアは
国民ではなく、役所の代弁者に成り下がったのである。