トメとの確執。長いです。


トメは三人子供を産んで全員男。三男は40代で産んでおり、ウトの親戚の人に
「40過ぎて産むなんて、やっぱり女が欲しかったんやろ?」と言われて悔しい思いをしたと、耳にタコが出来るほど聞かされる。
私の妊娠が発覚してから「女の子!女の子以外は認めないから!よろしくね!」と暴走が始まる。
私は男女どちらでも構わないと思っていると伝えたが、一姫二太郎うんぬんと言いだして止まらない。
子供の洋服や靴、ヘアアクセ、子供が持つバッグなど、買うわ買うわ…ダンボール20箱分は買った。
迷惑だからやめてと頼んでも「これが生きがいなのよ。他にお金の使い道ないし。」と譲らず。
男だったらどうするのか聞くと、目線をそらして「考えないようにしてるから」何だそれ?
ウト、旦那、旦那兄、私が〆ても全く聞かない。受け取り拒否しても「じゃあ預かっておくね♪」という調子で、義実家に20箱のダンボールがある。

先月健診のエコーで男っぽいなあと思っていたら、何と!トメが産婦人科に突撃してきた。
検査中の私に会わせろ、エコー検査に立ち会う、私が母親だ(←誰の?)と喚いていたようだ。
エコー中の私に助産師さんが「お母さんがお見えですけど…中に入ってもらいます?」と言ってきて、
当然、お断りした。結局、エコー検査では何とも言えず来月見えるといいねという所で終わったが、
待合室で嬉々として待っていたトメに、男希望のバカ旦那がポロっと「男かも☆」と漏らしてしまった。
トメの落胆ぶりは凄まじく、待合室でオイオイ泣き始めてしまった。
「私は全く運が無い。女の子のお世話をしたり、オシャレを楽しんだり、一緒に買い物をしたり、
友達はみんな女の子がいて相談相手になってくれたり楽しそうなのに…!!」と本気で泣いていた。
旦那はしまった、めんどくさい事になったという顔で、私に対してもすまないと謝ってくれたけどもう遅い。

続きます。