扶養手当はそういうものじゃない、と反論中にふと思い出しました。
夫の母(夫が中学生のときに病死)の写真を以前見せてもらったとき、
夫実家は裕福なのになぜか夫の母だけ身なりが貧しかったこと、すごく痩せていたことを。
そのときは貧相なお母さんだなとしか思わなかったけれど。
夫に聞いたら「母さんは働きづめに働いて、きっちり自分の生活費と俺の生活費の
半額を払っていた、誇りに思ってる。母さん亡き後家族生活費を全額負担して
大学まで出してくれた父さんのことはもっと誇りに思ってる」と…。
夫の母は病死ですが、どうも病院代も自腹だったっぽいです。

夫の母は、二十年前のド田舎で、子育てと家事とウト母の介護をしながら
掃除婦をして家族の生活費の半額と、自分の生活費の全額を払い
病気になっても入院費すら出してもらえず死んだ。
そして夫はそれを当然と受け止め、私にも同様の行き方を求めている。

共働きで家計を二人で負担するのは普通ですよね。
でも、収入にすごい差があるときは負担率も変えるのが当たり前ですよね?
入院費すら出してやらないなんて…。
夫が気味悪くて仕方ないです。