実母がすかっとした話です・・・私はぬかかも。すいません。

うちのトメは、息子2人。
ダンナはまあ、大したことないんですが、ダンナ弟が昔から「神童」
「天才」ともてはやされた人で、灯台卒なんですね。
(今はふつうのサラリーマンですが)
いつもいつも自慢で自慢でたまらないんですね。もう30半ばの
大人だというのに、「○ちゃんはすごいっ」とうるさいのなんの。

で、お正月。
お互い実家が近距離なので、今年はうちで、両方の親を一緒に呼んで
さくさくっとご挨拶とお食事を、ということになりました。
にこやかに相手の話を聞く私の両親に、トメの自慢爆裂。
いわく、○ちゃんは、昔から頭がよかった、灯台にもストレートで入った、
あの子がいてくれたおかげで、私はPTAで大きな顔できて嬉しかった・・・うんぬん。

婚約以来、顔を合わせるたびに何回も聞かされてきたので、
いいかげん飽きていたんでしょうね。
トメが息継ぎした瞬間、実母がにこやか顔を崩さぬままに、
「で? ○さんは、いつノーベル賞をお取りになりますの?」

「はっ???」
絶句するトメを横目で見ながら、実母、実父に向って
「ほら、所詮その程度の話ってことよ」、うふ。
寡黙なウトが、慌てて「いや、いつも同じような話ばかり
お恥ずかしい限りで・・・」
実母「いいえー、どんな方にでも、一つくらいはご自慢の
タネってあるもんですものね」、あくまでにっこり。

この日、最後までトメは沈黙してました。
あとがこわい・・・