MEPISはベースとなったディストリビューション(従来はDebian、現在はUbuntu)から
かつて流用したパッケージのソースコードを提供しておらず、
これはGNU General Public License(GPL)に違反している、というものであった。

同氏の犯した過ちは、何らかの場所でソースコードが入手可能な状態にさえなっていれば、
新たな改訂を施さない限り自分自身でソースコードを提供する必要はないはずだと理解していた事に起因するようである。

大多数のディストリビューションおよびそのディストリビュータは、こうした要件が自分たちに課されていることを自覚していないようである。
「FSFからの通知が届くまで、自分たちが改変していないバイナリのソースコードまで公開する義務があるなんて、思いもしませんでした」と、

ここまで何回もはっきり書いてあるのになんで分かんないかなぁ…?

「どこか」にあるだけじゃダメ。
コードの改変・非改変も関係なし。
上流プロジェクトは下流プロジェクトとは無関係にソースに修正入れちゃうから、
下流プロジェクトは「自力で」開示請求に応えられるようにしとかないといけないの。
まあ、泡沫俺様ディストリは誰も守ってないんだけど。