私の研究室の後期課程の人たちは全員が社会人(大学勤務)です。
前期から上がってきて、後期1〜2年目で就職していくことがほとんど
です。もちろん社会人で入学してくる人もいますが。。。

うちの教授は論文指導にとても熱心です。一人ひとりの状況を考えて
一緒の論文計画を細かく作ってくれて、それにしたがっていけば
博士号が取れているという感じです。
朝、原稿を見せれば、夕方には添削されて真っ赤になって(コメント
機能で)返ってきます。

大学内で、大学研究者への就職が最も早い研究室として評判ですが
求められることも多いです。少なくとも1年間5学会以上での
発表が義務付けられています。2年以上果たせない人は退学を
勧告されます。もちろん発表論文の指導は徹底的にしてくれます。
自分がやれば、それには必ず応えてくれるので、やりがいがあります。

多くの先輩たちが大学研究者として就職し、博士論文を書き、自分の
研究をプライドを持ってやっていっている姿を見て、自分には無理かな
と弱気になることもありますが、その度に先輩たちに励まされて、
気持ちを新たにしてがんばっています。

ひとつだけ心配があるのは、ほとんどの先輩たちが研究の面白さに
没頭し、独身であることです。
恋愛しても良いけど、一緒にご飯を食べたり、デートしたりする
時間がもったいないとよく言っています。

教授は恋愛すること、結婚することを勧めているのですが。。。