検定に対する批判はずっとあったのよね。

例えば有意水準5パーセントで検定した時、4.9パーセントと5.1パーセントじゃほぼ同じはずなのに、片方は棄却して片方はそのままになる。
あと、仮説としてどう見ても棄却されることが明らかなものを設定すれば結論を操作できるとか。

他にも批判は色々あるけど、そうは言っても今までの学術研究ではずっと使われてきたんですぐに不適切ということにはならなかった。だけど一昨年だっけ?海外の心理学系の雑誌が「検定完全禁止!」と言い始めて事態が一気に動いた感じ。