>>332
一学者が提案した定義に同意が必要であり、
その定義が他に受け入れられていないとしたらそうだと思いますが、
あの定義は広く受け入れられているようです。
ジェンダー・フリーの行動もこの定義に従っているようですね。
定義として十分であると思います。

問題は定義ではなく、ジェンダー論関係の学問や社会的行動が、
何の配慮や疑いもなしに一方的に意見を述べていることにあります。
それによって単純に差別する側とされる側とに分けてしまっていることや、
ジェンダー論関係の学問や行動が社会に与える影響についての検討が欠けているのに、
会社や職場内、学校内、家庭内、メディアなどで、
ジェンダー論関係の教育を行っていることは問題であると思います。

ジェンダー論関係の学問や行動も社会に影響を与えますので、
予防原則といった考え方を取り入れたり、社会的説明責任を課す必要があると思います。
こういったことが今までのジェンダー論関係の学問や行動で無視されてきた結果、
その学問や行動が新たな差別を作り出したり、
差別のための理由付けを行っていたり、価値観の押し付けをしていたりします。
これが問題の本質です。