>>776
私も、書く前には一回で合格した人がいないと聞かされていました。
卒論は倫理学ではないんですが、高校公民科の教職に必要なので
この科目を履修する必要があったんです。絶対一回で合格してやるとか意気込んでました。

2000年の課題
1.『J.S.ミル』第5章を読んでミルとアリストテレスの幸福論を比較する
2.『生命倫理の現在』を読んで、新しい生命倫理の探求について考えを述べる
というやつでした。

あれだけ厳しいことが課題集には書いてあるくせに、なんと講評は白紙なんですよ!

だから、合格できた理由を講評から述べることができないんですけど、心がけたことは
課題の文献をしっかり読み込んで要約、そして「比較せよ」「考えを述べよ」という課題にしっかり答える
ことですね。『ニコマコス倫理学』の該当部分に当たったり、『生命倫理学を学ぶ人のために』など
他の文献も参考にして書きました。それがよかったのではないでしょうかね。

レポ書きにはかなり慣れていましたね。学士入学ですけど、だから慣れていたとは思いませんよ。
慶應で鍛えられた感じですから。

この春、卒業しましたが、今年の課題を見せてもらったらずいぶん変わってましたね。

あ、あと、レポ書きのコツですけど、「初めて知ったことを、前から知っていたように書く」ってのも重要ですね。