T木先生は素手で厚さ10センチのコンクリートブロックをぶち砕き、
蹴りでなら2枚を重ねて置いて足も上げずに一瞬で瓦礫の山にする。
見ましたよ。瑞木祭で。伝説の発勁の一種で、地震脚って言うんだって。
その上関節技や投げ技も自由に使うそうだから、まるで「修羅の門」の陸奥九十九だぜ(w
素人の学生相手にそんな技使って蹴り殺しちゃっちゃマズイから
取り押さえるときは関節決めるんだってよ。
組合作ってから大学に乗り込んだときも、警備員や事務職員15人くらいに囲まれたんだが、
じろりと睨んだら誰も近づかなかったそうだ。みんなあの人がどれだけ強いか知ってるんだね。
東大卒だってーからただのひよわなエリートだろうって甘く見たのが大学経営者の運の尽き。
結局裁判でも負けて理事長は精神的に保たなくて退陣。いっぺんに老け込んだ。
息子が後釜に納まったが、いつまで保つやら。
T木先生が大学に乗り込んだときには真っ青になって雲隠れして出てこなかったそうで、
だから裁判で和解するときに「大学の構内に入るな」って条件つけたらしい。
でも、組合の仕事なんかで堂々と構内に入るのを拒めるのかね。
うっかりすると威力業務妨害でつかまるのは大学側の人間だよね。
そのへん、詳しいからね、あの先生。やるときは罠を仕掛けてるだろうよ。