>>755 そうそう。形式論理学は、不完全性定理の証明までを
ひとつのゴールにしているけど、それは数学基礎論に役立つ
のであって、日常における論理とは目的が異なる。つまり、
詭弁を排した有益な議論や論文の作成において必要なのは、
「日常言語による論理学」だと思う。例えば、この分野で
有名な野矢茂樹の著書のうち、『論理学』ではなく『論理
トレーニング』の主旨に近い講座が求められるということ。

ちなみに論理とは少し違うが、今年度開講の『問題解決の発想
と表現』を受講するけど、これも問題だらけの現代社会において
必須の講座と言えるかもしれない。