慶応の通信は、本当に凄い。
 何が凄いって、テキストの著者がまず凄い。私は文学部だけど、国文学の折口信夫、池田弥三郎、英文学の厨川文夫、西脇順三郎、英語学の岩崎春男、などの超弩級の教授陣がテキストを執筆してます。
テキスト学習が基本の通信課程において、これは大きすぎるメリットだと思う。レポートの返却が遅いとか、スクーリングが三田・日吉でしか行われない、と言ったデメリットはあるけど、それを差し引いても選ぶ価値はある。

 ただ、非常に残念なことがある。それは、教授陣が豪華すぎるので、自分も優れた人間であると勘違いしてしまう輩が存在することだ。例えば、「慶応通信」のような。

 慶応の通信は、卒業して初めて価値がある。その事実に気がつかない輩(例:慶応通信)が存在するのは、非常に嘆かわしいことである。

 我々本当の塾生は、似非塾生である「慶応通信」を反面教師として、勉学に励み、卒業しようではないか。学ばない人間はこうなる、と言ういい例を「慶応通信」君は示してくれている。

 再度繰り返す。「慶応通信」のようになりたくなければ、勉強すべし。