今や図書館は、旧来の存在意義を彼方に後景化させ、乞食とキチガイと変態男の隔離所たるの、新たな社会的使命を与えられつつあるのは火を見るよりも明らかである。
したがって、腐朽を究める現代日本社会にあって、図書館はまさに増えることはあっても減ることは断じてあり得ないのである。