>>509
公立図書館というのは、みんなが本その他の資料を利用することを目指しているのです。
それは、なぜかというと、主権者である国民がバカだったり、判断する思料を欠いていたりすると、自分自身のためになる政治を実現できないからです。
本来、公立図書館とは政治のプロセスとして重要なのです。
それゆえ、アメリカはもともと会員制の有料の図書館が公立の無料の図書館へとなっていったし、
フィラデルフィア当時からそういう指向性を持っていて、フランクリンなんかも図書館にはおおいに関わっているわけです。
そして、フィラデルフィアの図書館を福沢諭吉なども見て驚いているわけです。

したがって、受益者負担が当然ということにはなりません。

受益者負担の図書館みたいな施設をつくることは現行でも可能です。

つくりたければつくったっていいです。

肝要なのは、民主主義のプロセスとして位置づけられる公共の図書館というものが確保されていれば、他はどのようなものが同時にあったとしても「自由」なのです。
これを規制することは適当ではありません。
同様に、無料や公営の図書館を規制することも適当ではありません。

国の方針だからやるっていうのはどうなんですか?
地方分権のこの時代に。