今日は休みなので独り言をカキコ。
漏れは通学・通信とも経験があるけど、現状の大学教育の
システムは通学通信共本当に勉強したい人にとっては実にものた
りないと思います。
通教の法律科目のレポート課題集をみればわかりますが、
問題は法律上争いのある論点に集約されてますよね。
大学の課題なのでアカデミックな要素があるのは当然だけど、
法律上争いのない条文の要件効果を基礎から教えるという視点が
抜けています(これは通学でも同じでした)。
売買と請負における瑕疵担保責任の違いといった単純な事を教えず、
瑕疵担保責任は法定責任説なのか債務不履行説なのかを教える。
これは英語で例えるならno goodとbadの違いを教えずに
シェークスピアを勉強する位バカなことにあたると思います。
で、法律学を実学として捉えれば要件効果に争いのない事項を
理解していくほうがよっぽど役立つ訳です。
しかし、そういう教育は事実上大学で学べず予備校がしてるの
が日本の現状なんですよねぇ。