神奈川県相模原市にある職業能力開発総合大学校は、職業訓練校の先生を
育成する学校です。基本的に卒業生は、雇用能力開発機構の職業訓練指導員、
すなわち各都道府県にあるポリテクセンター(職業能力開発促進センター)や
職業能力開発大学校及び付属短気大学校の指導員、都道府県立の高等技術専門校などの
職業訓練校の指導員、刑務所の職業訓練指導員になるケースが多いです。
勿論、民間企業に就職する学生もいます。
ここの学校を卒業すると、確か学士はもらえたと思います。
就職も、地方の4大と同じくらいのレベルのようです。
入試レベルは、進学資料の偏差値表をみるとやや高程度でしょうが、
実際は、他の4大との併願が多く、本当の合格レベルは表よりも
低いのではないでしょうか。

職業能力開発大学校、それと相模原の総合大学校ともに「ものづくり」を
重要視しています。ただ、ものづりもピンからキリまであり、研究開発も
ものづくりであれば、現場の3Kもものづくりです。「生産現場のリーダー」
とは、あえてネガティブな表現をすると「3K現場の親分」といったところでしょう。