大平光代弁護士は近大通信で一次免除の資格を取り中退したのに、世間
では「中卒の女弁護士」と言われた。俺の妹は高校時代、アメリカの高校に留
学して卒業して、その資格で上智大外国語学部を受験して合格し、中退し、
苦労の後、同時通訳者になり大臣の通訳もしたりしているのに、「私は日本で
は中卒だ。」とコンプを持っていた。「お前ならいきなり東大や東外大の大学
院を受けさせて貰えるよ。」と言ったのに、今、仕事と育児をしながら海外の
大学の寮にいて卒業目前である。
 司法試験一次免除の資格を取る為に大学通信に入り中退した人は「自分は高
卒」と思っている場合はある。以前、巣鴨高校から早稲田大法学部に行き、一
年で中退した黒田さんは御苦労にも一次から受けて20歳で司法試験に合格し
ていたが、「僕、学士に成る勉強と司法試験を両立出来る様な優秀な人間ではあり
ませんから。」とか言われた。・・・彼は正確には早大中退だがあまり通学せず
6か月で止めたので「自分は高卒」という意識があったみたいだ。後に、生涯弁護
士として海外の大学院に留学予定であると週刊誌に出ていた。