東大教養学部と同じネーミングにして欲しい

 学科・学問・技術の個別のジャンルを超えた,ダイナミックなカリキュラムを編成。
 複雑化,広域化,巨大化する現代社会の諸問題に立ち向かう人材を育成する。
 既成の学問にとらわれず,知の構造全体を見渡す学問的冒険心と好奇心とをあわせもつ学生に向く学部・学科である。

 超域文化科学科は,文化人類学,表象文化論,比較日本文化論,言語情報科学の4分科からなる。
 学問領域や地理的境界,文化ジャンルを超えたダイナミックで横断的な学際性,総合性が特色である。

 地域文化研究学科は,アメリカ地域文化研究からラテンアメリカ地域文化研究まで,7分科で構成されている。
 世界各地域の文化と社会の特色を,総合的に把握する知識と方法論を学ぶ。語学教育も充実。

 総合社会科学科は,相関社会科学と国際関係論の2分科からなる。
 経済学・法学・政治学・社会学など,従来の社会科学の成果を基にしながらも,
 縦割り的な制約を超えて現代の諸問題に横断的にアプローチする。

 基礎科学科は,数理科学,量子科学,物性科学,生体機能,科学史・科学哲学の5分科構成である。
 めざましい発展をとげる自然科学・技術の最先端領域を,総合的見地から研究していく。

 広域科学科は,広域システム,人文地理の2分科からなる。
 環境問題やエネルギー問題など,現代社会が直面する複合的問題について研究する。

 生命・認知科学科は,基礎生命科学と認知行動科学の2分科で構成されている。
 生命現象一般と人間の精神活動を,「DNAから人間まで」という連続した軸の上でとらえながら,研究していく。