中央大学法学部通信教育課程 Ver.3
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
0368名無し生涯学習
NGNG改善すべきときにきているように思われる。
そもそも、現行の昇任制度のように、各区バラバラで不透明な方法で選考を
行っていると、各区担当者の情実の介入もあり、本来公平であるはずの昇任
選考の目的を根底から揺るがすものとなりかねない。特別区人事委員会は、
23区共通の主任主事昇任選考を実施する時期にきているといえるであろう。
私が理想とする選考方法を提示すると、
筆記(択一式・論文式・短答式)、勤務評定および自己申告とし、
配点比率は、それぞれ70・20・10とする。
択一式では、最新版の特別区職員ハンドブックから、地方自治制度・地方公務
員制度・地方財政制度という実務に直結した問題に加えて、T類採用試験レベ
ルの憲法・行政法・財政学、文章理解(英文解釈を含む)・数的処理・判断推理・
資料解釈等を出題する(五肢択一式・50問・2時間)。
論文式では、課題式とし、区政の課題または役割ものの課題からそれぞれ2題
ずつ出題し、受験者はそのうち1題選択して解答する(字数は1、200字以上
1、500字以内とする。1時間30分)。例えば、「効率的な会議の進め方と
中堅職員の役割について」など。
短答式は、ショートアンサーのことであり、語句の説明をさせるものである。
5題出題し、全問解答させるようにする(各問200字以内・1時間)。例えば、
「特別地方公共団体」・「要綱行政」・「稟議方式」・「守秘義務」・「住民
監査請求」など。
上記の方法では、受験者の負担は増えるが、さまざまな角度から受験者の適正
や能力を客観的に判断・検証することができるはずである。組合は、子育ての
時期に行政法などの試験をやらせることは受験者の負担が重くなることから択
一試験導入に反対しているようであるが、具体的な代替案を示していない。もし
択一式に反対するのであれば、受験者により公平となるような選考方法を提示
するべきであろう。こういうこともしないで、主任主事には特別の役割がないの
であるから、択一式は導入するべきではないとの意見には私は賛同できない。
皆さんは、どう思いますか。
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています