>>14
俺は司法試験しかやってないが、
実用度という点では、宅建とか行政書士の方が大だろうねえ。
やはり、司法試験は最終合格して、ナンボというところがある。

宅建なら、周りに不動産取引関係のことを聞かれたら、そこそこ
答えられるようになるだろうし、行政書士も役所周りの書類事項に
詳しくなるわけだし、やって、絶対、損じゃないよ。

 例えば、法律を勉強した効用ってのを挙げると、
この間、知人が電器屋でDVDプレイヤーを買ったが、1週間後に不具合が生じた。
 こういう場合、当然、販売店の保障規定ってのが、第一に適用されることになるが、ほら、日本語の文言ってのは
あいまいな場合多いし、想定外のケースだってある。
そこで、大学の図書館にでもちょいと行って、類似ケースの判例や解説をコピーして、
法律用語を散りばめながら、自分に有利なように主張を展開する。

普通、販売店ってのは、メーカから仕入れた製品を別に検査することなく、並べて売っている。
だから、商品に対する注意義務を怠り、不良品を売りつけたってことで、債務不履行、契約不成立を主張する。
要は、金を返せってことだ。が、もちろん、しぶるから、なら、新品と交換で手を打ちましょうってことを
妥協してあげてるって気持ちを顔に表しながら持ち出す。
法律素人をびびらすなら、このくらいで十分。

とにかく、法律的思考の基本ができてれば、幅広く、日常のトラブルに有用ですよ。