速読ってどう?番外編2
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0001名無し
NGNG0529がらみ ◆SRRv70Og
NGNGトントンさんの前では実演していません。実演したのはレッスンの時です。お客さ
んの持ってきてくださった文庫本です。
サイトにも書いていますが、小説だと2500文字ぐらいになると思うのですが、
その本は自己啓発書のたぐいで読みやすいやつでした。
私の考える「実践速読」は、味わう、しっかり理解するなど「積極的に情報を受け
止める読書」は2500文字が目標。書いてあることをサラッと受け止める「受動的
な情報収集的な読書」は4500文字が目標です。さらに学習など「非常に積極的に
思考・記憶を求める読書」は1500〜2500文字が目標になります。
数字の上では非常にレベルが低いようにも見えますが、「疲れない読書」ができま
すので、「本を読むのが楽になる」という点で非常に効果的だと思います。
結局、速読ってのは「読書が楽しくなる」とか「読書が楽になる」というレベルで
もいいのではないかと思っています。そこから先、どこまで目指すかはエネルギー・
時間・目的・お金などと相談すればいいことです。
「速さ」と「理解度」を自在にコントロールできるようになるのが速読であり、ゆ
っくり精読することを恐れない(いとわない)気持ちを持つことも大切なことだと思います。
実演で失敗したこともあります。
失敗例は次へ。
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0530がらみ ◆SRRv70Og
NGNG福岡の教室で、専門書(社会福祉学原論?)をもってこられて読んでみせましたが、
スピードを意識して読んだらチンプンカンプンでした。丁寧にあやまって終わりました。
失敗例2
福岡でのレッスン(1とは別の機会)で太宰治を持ってこられて、4000文字レベ
ルで読みました。なかなかしっかり読めたと思ったのですが、読みながら、テーマであ
る「人生の苦しみの受け止め方」について色々考え事をしてしまい、どこまでが本に書
いてあったことで、どこからが自分が「付随して考えたこと」なのかが分からなくなり
ました。
本の内容について、本を持ってきてくれた方と意見を交わしている時に、「その人生
の苦しみの表現を古代ローマの哲学者であるセネカの・・・」と言ったら「え?セネカ
なんか出てきていませんよ?」と言われてしまいました。
失敗例3
東京レッスンで、岩波新書の私の未知のジャンルの本を差し出された時、ぱらぱらと
読んでみて「こりゃダメだ」と思ったので、丁寧に「これは読めません」とお返しして、
違う方から本をお借りしました。断念した本は横文字の固有名詞(人名)がやたらと出
てきており、速読にならないと判断しました。
私のレベルは所詮この程度です。いつぞや話題になった読書スピードと理解度のチェ
ックのサイト(佐藤先生のやつでしたっけ?)で測定したら何と2300文字・正解4
問でした。文字が小さかったし・・・と自分に言い訳しています。
最後に1つ。
私が実演するのは「速読はインチキじゃないよ」ということを示すのという意味もあ
りますが、それよりも「目の動きを確認してもらう」ということ(2000文字レベル
の目の動き、4000文字レベルの目の動き、6000文字レベルの目の動きという3
段階を披露します)と「速読するイメージを作ってもらう」ためです。これはイメージ
トレーニングで作る「自分が速読を楽しんでいるイメージ」をリアルにするためのものです。
まちがっても速読で1回読んだだけで、その本の内容についての詳細な質問に答えた
り、あるテーマについての議論を交わしたりということはできません。そんなの普通に
読んだって、何度も精読しないと無理でしょう?
もちろん、そういう速読は存在しないというわけではないんですよ。実際、玉城氏は
できますし、中級者会場のG君はそれに近いレベルに到達しているようですし。(オン
ライン史上2人目の1万文字達成者!)
長くなりましたね。
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