203 :実習生さん :02/04/17 18:25 ID:WYJE9G2Y
332 :名無し生涯学習 :02/04/17 14:47
>>330

「その文字が認識できるまで視野を拡大する」というとなかなか
説得力はあるけど、その文字がなんであるかを認識するのはその
文字に対して焦点がかなり合う必要があるんじゃないか?って思
うわけ。

視野拡大のたとえとして風景を例に出すでしょ。「焦点は絵の中
央にあっても視界の隅のほうに存在する花ってなんとなく認識で
きるでしょ?速読視野というのもそれと同様です。」って。

でもね、文字と「花」といった物体とは同列には語れないと思う
よ。文字自体は焦点がある程度合わないとそれがどんなものかわ
からないからねぇ。たとえが適切かどうかはわかんないけど「ス
マン」と「スマソ」は良く読めば違うからねぇ。

そんなわけで文字が何の文字であるかを認識するのはある程度目
の焦点があうことが必要だと思うんだな。だから速読における「視
野拡大」という場合、「焦点が合った状態での視野拡大」というこ
とになると思うんだけど、そんなことが本当に可能なの?って思う。

また、「読書」は「見る」ことよりも「理解=読解力」が大切。
速読するには「読解力」を鍛えるのが一番だと思うんだよ。
だから、まずは多くの本を短い時間でガンガン読んで考えをまとめる
トレーニングが大事だと思う。

しかし、視野拡大トレーニングでは仮に「見る」能力が向上しても「読
解」には結びつかないと思うんだよね。


204 :実習生さん :02/04/17 18:28 ID:WYJE9G2Y
343 :名無し生涯学習 :02/04/17 15:55
助詞等といった、文章のつなぎの文章よりもキーワードを重視し、そ
ういうキーワードをいくつかピックアップしてその情報をもとに文章
全体の意味を理解するには読解力が一番大切。

ある文章を速読する時のステップは次のようなものだろう。

Step1:文字認識
       →文字の意味を理解
Step2:キーワード抽出
       →複数キーワードから文章理解

Step1での文字認識から意味を導く能力にしても、Step2での複数キーワ
ードから文章全体の意味を理解する能力にしてもそれらはいわゆる「読
解力」。

読解力を向上するには視野拡大トレーニングではダメ。文章を素早く読
んで、理解力を試す行為(レポート作成等)をコツコツと地道にやる以外
にないよね。