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「その文字が認識できるまで視野を拡大する」というとなかなか
説得力はあるけど、その文字がなんであるかを認識するのはその
文字に対してかなり焦点があう必要があるんじゃないか?って思
うわけ。

視野拡大のたとえとして風景を例に出すでしょ。「焦点は絵の中
央にあっても視界の隅のほうに存在する花ってなんとなく認識で
きるでしょ?速読視野というのもそれと同様です。」って。

でもね、文字と「花」といった物体とは同列には語れないと思う
よ。文字自体は焦点がある程度合わないとそれがどんなものかわ
からないからねぇ。たとえが適切かどうかはわかんないけど「ス
マン」と「スマソ」は良く読めば違うからねぇ。

そんなわけで文字が何の文字であるかを認識するのはある程度目
の焦点があうことが必要だと思うんだな。だから速読における「視
野拡大」という場合、「焦点が合った状態での視野拡大」というこ
とになると思うんだけど、そんなことが本当に可能なの?って思う。

また、「読書」は「見る」ことよりも「理解=読解力」が大切。
速読するには「読解力」を鍛えるのが一番だと思うんだよ。
だから、まずはガンガン多くの本を短い時間で読んで考えをまとめる
トレーニングが大事だと思う。

しかし、視野拡大トレーニングでは仮に「見る」能力が向上しても「読
解」には結びつかないと思うんだよね。