今回、何が明らかになったかまとめておこう。

・知らない概念の速読による把握は不可能である。(これは既出)

・受験や資格試験の勉強に速読は使えるか?の問いにたいして、
 「速読習得者が宅建や社労士に合格した。」の回答。

今回はこの回答を分析してみよう。
なぜ直接的な回答をせず、曖昧な回答に終始するか。
「速読を勉強に生かすノウハウがない」からである。
つまり、速読を身につけることができたとしても、
勉強への生かし方は教えてもらえない。

「教科書を読みまくればいつかわかるようになるよ」
と言っているだけの塾となんら代わらない。
そんな塾に通う人は誰もいないだろう。